九瑞高校にまつわるエトセトラ。(9系)
(須貝視点)
…なんだ、この状況
校内の見回りしてたらなんか…とにかくやばい状況だ
志賀が倒れたのは知ってたが
あれ…高松か?悍ましい見た目になっている
今昼間なのにな…関係ないもんなんか?
今は背を向けているが、田村の首を絞めたあの背中だった。
あの時からずっと覚えているあの背中だった。
死神「う〜ん?駿貴くん?」
須貝「んうぇ!?」
いきなり名前を呼ばれたので素っ頓狂な声をあげてしまう
名字じゃなく名前で
死神はフードを被り直し振り向いた
死神の周りに黒(…いや若干緑か?)の靄がたちのぼる
それは漫画で出てくるような、あからさまにヤバそうな大鎌だった
志賀「ふぅ…はぁ…………………」
高松「志賀くん、志賀、くん…?」
志賀「………」
高松「[小文字]志賀くん…[/小文字]」
死神「OK志賀先生は記憶消して…」
死神は見た目に相応しくないルーズリーフを取り出しチェックを入れた
死神「そーだ。君強いよね。体格も、精神も。ナイスガイの名に恥じないね」
下で高松が泣いているのにも関わらず、飄々と尋ねてくる
須貝「当たり前だろう」
死神「こっち側。来ない?」
須貝「こっち側に来い、だと?」
おそらく「化け物側」だと思うが、思わず聞き返す
死神「そうそう。君も死なない?嫌なら僕が殺してあげるよ」
死神は手に持った大鎌をきらりと閃かした
俺には、あいつは到底正気には思えなかった。
須貝「そっちには行かない。たとえ殺されたとて、そちら側にはつかない。」
…なんだ、この状況
校内の見回りしてたらなんか…とにかくやばい状況だ
志賀が倒れたのは知ってたが
あれ…高松か?悍ましい見た目になっている
今昼間なのにな…関係ないもんなんか?
今は背を向けているが、田村の首を絞めたあの背中だった。
あの時からずっと覚えているあの背中だった。
死神「う〜ん?駿貴くん?」
須貝「んうぇ!?」
いきなり名前を呼ばれたので素っ頓狂な声をあげてしまう
名字じゃなく名前で
死神はフードを被り直し振り向いた
死神の周りに黒(…いや若干緑か?)の靄がたちのぼる
それは漫画で出てくるような、あからさまにヤバそうな大鎌だった
志賀「ふぅ…はぁ…………………」
高松「志賀くん、志賀、くん…?」
志賀「………」
高松「[小文字]志賀くん…[/小文字]」
死神「OK志賀先生は記憶消して…」
死神は見た目に相応しくないルーズリーフを取り出しチェックを入れた
死神「そーだ。君強いよね。体格も、精神も。ナイスガイの名に恥じないね」
下で高松が泣いているのにも関わらず、飄々と尋ねてくる
須貝「当たり前だろう」
死神「こっち側。来ない?」
須貝「こっち側に来い、だと?」
おそらく「化け物側」だと思うが、思わず聞き返す
死神「そうそう。君も死なない?嫌なら僕が殺してあげるよ」
死神は手に持った大鎌をきらりと閃かした
俺には、あいつは到底正気には思えなかった。
須貝「そっちには行かない。たとえ殺されたとて、そちら側にはつかない。」
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