誰も知らないおとぎ話______
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初兎「ゆ、悠くん...?」
悠佑「ん?」
村人「お、鬼ぃ、ひぃぃ」
タッタッタッ(村人に近づく
村人「す、すみませんでしたぁぁ」
悠佑「ガシッ、」
村人「ひっ」
悠佑「もう2度と俺と初兎に近づくな」
声がいつもより低い
そして、
黄色く優しく光っていた目が
いまは怒りを宿した赤色に染まっている
まるで、
本物の″鬼″のように
村人「すみませんでしたぁぁぁぁ!」
タッタッタッ
初兎「あ、...」
悠佑「クルッ」
初兎「!」
初兎「悠くん、これで、本当に良かったの?」
その声は、
いつもの優しい声ではない
違う暖かみがあって、
でもどこか寂しそうな声
知らない人の声だった
悠佑「え、初兎...?」
初兎「質問に答えてよ」
悠佑「良、かったんじゃ?」
初兎「本当にそうなんかなぁ」
悠佑「え...?」
初兎「クルッ」
初兎「みんないなくなればいい...」
初兎「なら、」
ギュッ
初兎「こっから落ちれば、俺と悠くんだけやで」
悠佑「は、っちょ!」
グイ
初兎「[小文字][小文字]これで良かったんやで[/小文字][/小文字]」
[明朝体]夕焼けの中に
吸い込まれて消えてった[/明朝体]
初兎「ゆ、悠くん...?」
悠佑「ん?」
村人「お、鬼ぃ、ひぃぃ」
タッタッタッ(村人に近づく
村人「す、すみませんでしたぁぁ」
悠佑「ガシッ、」
村人「ひっ」
悠佑「もう2度と俺と初兎に近づくな」
声がいつもより低い
そして、
黄色く優しく光っていた目が
いまは怒りを宿した赤色に染まっている
まるで、
本物の″鬼″のように
村人「すみませんでしたぁぁぁぁ!」
タッタッタッ
初兎「あ、...」
悠佑「クルッ」
初兎「!」
初兎「悠くん、これで、本当に良かったの?」
その声は、
いつもの優しい声ではない
違う暖かみがあって、
でもどこか寂しそうな声
知らない人の声だった
悠佑「え、初兎...?」
初兎「質問に答えてよ」
悠佑「良、かったんじゃ?」
初兎「本当にそうなんかなぁ」
悠佑「え...?」
初兎「クルッ」
初兎「みんないなくなればいい...」
初兎「なら、」
ギュッ
初兎「こっから落ちれば、俺と悠くんだけやで」
悠佑「は、っちょ!」
グイ
初兎「[小文字][小文字]これで良かったんやで[/小文字][/小文字]」
[明朝体]夕焼けの中に
吸い込まれて消えてった[/明朝体]
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