二次創作
誰も知らないおとぎ話______
●●「[明朝体] みなさん、こんにちは、こんばんは[/明朝体]」
●●「[明朝体] ここにいるということは、この話が気になるということですね?[/明朝体]」
●●「[明朝体] それではどうぞ、[/明朝体]」
●●「[明朝体] これは、名もない時代の集落の[/明朝体]」
●●「[明朝体] 名もない幼い少年たちの[/明朝体]」
●●「[明朝体] 誰も知らないおとぎ話[/明朝体]」
____________________________________
ヒソヒソヒソ
村人「あの子、鬼の子らしいわよ」
村人「″忌み子″なんですって」
悠佑「ッ..........」
子供「母さん!あの子と遊びたいな!」
村人「ダメよ、あんなこと遊んじゃ」
子供「はーい」
村を歩くだけでこう言われる
それに加えて........
村人「オルラァ」
ドカッドカッ
悠佑「.......ッ」
村人「今日はこれくらいにしといてやるよ」
?「ジー」
悠佑「?.........」
ガサッ
今......誰かいた気がしたんやけど
気のせいか
ダッダッダッダッ
俺は鬼の血を引いている
″鬼の子″だ
村では″忌み子″とか言われてる
暴力も振るわれる
鬼の血を引いているせいか、
ちょっと走ったぐらいでは、疲れたりしない
悠佑「[漢字]お前たち[/漢字][ふりがな]動物達[/ふりがな]はええな」
悠佑「殴られたり忌み子なんて言われんくて」
ナデナデ
今日は何しよう
村の方に行ったらまた言われるかもしれへんし
こいつらと一緒に走ろう
ダッダッダッダッ
[太字]次の日[/太字]
ヒソヒソヒソ
村人「また[漢字]あの子[/漢字][ふりがな]忌み子[/ふりがな]よ」
村人「なんでいるのかしらね」
ドカッドカッドカッドカッ
バシッバシッバシッ
悠佑「.......ッ........」
?「なぁ、大丈夫?」
悠佑「..............」
?「うーん、大丈夫じゃなさそうやね」
?「ちょっとそこで待っててな」
俺のことを..........心配してくれてる?
?「よし、これで大丈夫」
初兎「そうや、俺の名前は初兎やで」
悠佑「悠......佑」
初兎「悠佑っていうんや」
悠佑「コク」
悠佑「俺みたいな忌み子に話しかけて、大丈夫なん?」
初兎「大丈夫、俺も″忌み子″やから」
悠佑「.....!........」
悠佑「じゃあ、なんで助けてくれたん?」
初兎「やって、悲しそうやったから」
悠佑「え?...........ポロポロ」
悲しいことは何もなかった
いや、″悲しいと思ってなかった″のかもしれへんな
本当は、悲しかったんや
●●「[明朝体] ここにいるということは、この話が気になるということですね?[/明朝体]」
●●「[明朝体] それではどうぞ、[/明朝体]」
●●「[明朝体] これは、名もない時代の集落の[/明朝体]」
●●「[明朝体] 名もない幼い少年たちの[/明朝体]」
●●「[明朝体] 誰も知らないおとぎ話[/明朝体]」
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ヒソヒソヒソ
村人「あの子、鬼の子らしいわよ」
村人「″忌み子″なんですって」
悠佑「ッ..........」
子供「母さん!あの子と遊びたいな!」
村人「ダメよ、あんなこと遊んじゃ」
子供「はーい」
村を歩くだけでこう言われる
それに加えて........
村人「オルラァ」
ドカッドカッ
悠佑「.......ッ」
村人「今日はこれくらいにしといてやるよ」
?「ジー」
悠佑「?.........」
ガサッ
今......誰かいた気がしたんやけど
気のせいか
ダッダッダッダッ
俺は鬼の血を引いている
″鬼の子″だ
村では″忌み子″とか言われてる
暴力も振るわれる
鬼の血を引いているせいか、
ちょっと走ったぐらいでは、疲れたりしない
悠佑「[漢字]お前たち[/漢字][ふりがな]動物達[/ふりがな]はええな」
悠佑「殴られたり忌み子なんて言われんくて」
ナデナデ
今日は何しよう
村の方に行ったらまた言われるかもしれへんし
こいつらと一緒に走ろう
ダッダッダッダッ
[太字]次の日[/太字]
ヒソヒソヒソ
村人「また[漢字]あの子[/漢字][ふりがな]忌み子[/ふりがな]よ」
村人「なんでいるのかしらね」
ドカッドカッドカッドカッ
バシッバシッバシッ
悠佑「.......ッ........」
?「なぁ、大丈夫?」
悠佑「..............」
?「うーん、大丈夫じゃなさそうやね」
?「ちょっとそこで待っててな」
俺のことを..........心配してくれてる?
?「よし、これで大丈夫」
初兎「そうや、俺の名前は初兎やで」
悠佑「悠......佑」
初兎「悠佑っていうんや」
悠佑「コク」
悠佑「俺みたいな忌み子に話しかけて、大丈夫なん?」
初兎「大丈夫、俺も″忌み子″やから」
悠佑「.....!........」
悠佑「じゃあ、なんで助けてくれたん?」
初兎「やって、悲しそうやったから」
悠佑「え?...........ポロポロ」
悲しいことは何もなかった
いや、″悲しいと思ってなかった″のかもしれへんな
本当は、悲しかったんや
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