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ご飯が食べ終わると同時に、目の前にいたお父さんが深刻な顔をして声を発する。

「明日からの学校について、話し合う。」
明日からの.....学校....？
あ、そっか..。私も一応学生。....そこは学校に行かせてくれるんだ..優しい...
「●●といったな..？お前は明日から、なろたちと同じ学校に通う。」
「えっじゃあ、ゆb」
「翔さん」
翔さんがなにかを言いかけたのを、そらねこさんが止める。
....なんだろ...？

「だが....そこは[大文字]不良校[/大文字]だ。」
...........え？
ふ、不良校....？
まぁなとなくは察していた。この人たちが一般人なわけがない。
でも、改めてまっすぐいわれると心底驚く。
「そして、なろたちが通っている....ぼいすめろん学園というのだが、そこに女子が転校するとなったら学園中が大騒ぎになる...。理解はできるか？」
はい、と返事をするけど、全く理解できない。
今日....いろんなことがありすぎて処理が....
「だが、過去に女子が入学するという事例がある。そのとき、新しく制度がつくられた。....ここからは、お前たちで好きに決めろ。」
「わぁ〜っ！ありがとうお父さん〜！」
そらねこさんが満面の笑みでそう言った。
そしてお父さんも自室...かな。に、戻っていった。

「かいにゃんはどーせ嫌って言うだろうから、5人だな....」🐥
「まぁ〜俺は俺に一票〜」🈂
「あーずるいですー！」🙅🌙
「少なくとも翔さんじゃないね！w」☁🐈
「ww」🧐
........え、え、なになになんの....はなししてるの...？
「あぁ、あ、あの！なんの話してるんですか...！」
私はみんなに負けないくらいの声量でそう言った。

「あ.....。ごめん、説明し忘れてたねw」
なろ屋さんはそう言って笑った。
「まぁ簡単に説明すると、『escort rings』っていう新しくできた制度のことでね。ぼいすめろん学園の女子生徒は、男子生徒を指名して守ってもらうんだ。」
「.......ま、守ってもらう...？」
しかも....指名...？
「そうそう。.......で、や！○○は誰指名する..！？」
翔さんはきらきらとした瞳で私を見つめてくる。
うぅ......
これ、私がきめなきゃいけないの...？
お父さんが決めてくれと言っていたのが、このことだと確信する。
「ちょっと...質問していい？その....私が指名したあとはどうなるの....？」
「私たちには『color』という色が決まっているのですが、そのcolorのringsを●●さんに与えられるんです。そして、『knights』と『princess』という名がつくんです。」
ちょっと色々言われてまたまた処理がおいつかないな...
でも、まぁなんとなくわかった。
指輪...？を渡されて、不良校だから守ってくれる.....ってことだよね..？
うん、その解釈であってるってことにしておこう...

「思うんやけど、なろっちは一番●●と関わり深いねんから枠なくない？」
翔さんがそう言う。
...............？
「えっ、ちょちょ！！なんでなんで！？」
なろ屋さんの声をガン無視して、みんなは一方的に喋る続ける。
「いいじゃないですかー！ごめんなさいねなろきゅーん♡」🙅🌙
「さんっせー！いいじゃん！！」☁🐈
「翔ちゃんないすすぎー！」🐥
「ってことでごめんななろっち！w」 🈂

..........あーまぁいいのかな..わかんないけど....
「ごめんね....僕枠からはずれちゃった.....でも！絶対隣にいるからねっ！！」
なろ屋さんは満面の笑みで私にそう言った。
私はなろ屋さんの手をぎゅっとにぎって言い返した。

「ありがとうっ...！」