【参加型】めろぱかの彼女募集します!(全界隈7月22日〜
side メグ
「俺と、付き合って....」
涙が、溢れそうになった。
_学校_
「今月は特に寒くなります。上着や、セーターを着用して登校しましょう。以上です」
そう言って、かいとさんはマイクから手を離し、礼をした。
話が終わった途端、周り....いや、学校全体が黄色い歓声に包まれた。
毎週月曜日に行われる朝会で、女子たちはいつもかいとさん...いや、生徒会長が話をするのを楽しみにしている。
「メグ、ついに会長に惚れた?」
あまりにもぼーっとしすぎていたからだろうか。
隣に並んでいた親友のさきに声をかけられた。
「えぇ!?惚れてないよ....。ちょっとぼーっとしてただけ。」
そう言うと、さきはそっか、と笑ってまた前を向いた。
私も、少し笑ってしまった。
[水平線]
「みてっ!6人がおそろいになられてるわ!」
そんな女子の甲高い声に、私とさきは振り向いた。
朝会も終わって、テンションが上っているのに対して、生徒会メンバー6人がそろっているのだ。それはまぁみんな目をハートにするだろう。
「ね、メグ。あのメンバーの中に彼女持ちの人いるの知ってる?」
さきはそんなことを言い出した。.......え?知らない、と私が言うと、さきは続きを話し始めた。
「翔さん、のっきさん、そらねこさんが彼女持ちなんだって。翔さんは....たしかあの美人で有名な未羽さんで、のっきさんは....2年のまゆたさんで、そらねこさんは...たしかゆめさんだったと思う。」
「えー.....。そうなんだ...」
ぶっちゃけ、そこまで興味はない。
それは、さきも同じだと思う。なのに、どうして急に話し始めたのだろう。
「私ね....彼氏できたんだっ!」
「.........え?」
え......さきに、彼氏?
思いもしなかった。だって、あのさきに.....
「誰かって...?ふっふっふ。それは、あの6人の中の誰か!」
「えぇ〜!!」
思わず私は目を丸くしてしまった。
[水平線]
「じゃあ、私こっちだから。」
そう言って、さきと別れて、教室に向かう。
うわぁ、さきに彼氏かぁ...。まだ信じられないなぁ....
まだホームルームまで時間はある。.....少しだけ、遠回りして帰ろう。
「えっ.....。こんなところあったんだ...!」
私が目にしたのは、広い裏庭だった。
私がまだ1年生だから知らなかっただけかな...?わかんないけど。
時間は、まだあるし、ちょっとだけ.....奥いってみようかな....?
ざくざく、と草をかきわけ、奥を除く。
すると、人がいた。
「............えっ?」
「え............?」
その人は....生徒会長...いわゆる、かいとさんだった。
[水平線]
_放課後_
「ごめん、メグ。今日先に帰らせてもらっていい?」
「え?いいよ....?」
ありがとー、と言って、さきは校門の方向へダッシュしていった。
...........ちょっと、好都合かも...
私は、もう一度裏庭へ行くことにした。
「あ......朝の....」
思った通り、かいとさんがいた。
あ......ほ、ほんとにいると思わなかった....
私が立ち去ろうとしたそのとき。
腕をつかまれた。.......え?
「ちょっと、つきあってくんない....?」
「は.........?」
[水平線]
「最初みたときから思ってたんだよね、この子、絶対猫慣れしてる、って。」
「あぁ....あ、ありがとうございます、、?」
_数分前_
「こっち、きて」
私は言われるがままかいとさんについていった。すると、
ニャ-
「えっ、猫!?」
「うん...そう。俺が前拾って、家で飼えないからここで飼ってる。」
えぇ.....と思わず声を漏らしてしまった。
「一緒に飼ってくれる人探してたんだけど、なかなかみつかんなくて...」
「それで、私に....一緒に飼ってくれ、と...」
そう、とかいとさんは頷いた。
ニャ- 猫が私のひざにのった。
そして、今に至る。
「あと、これからも放課後、一緒に猫の世話してほしいんだけど....いい?」
は...........?別に、悪いとは言わない。
でも、こんなとこ誰かに見つかったら.....
「ダメ...?」
う...........
「い、いいですよ.....」
「ありがとう!」
そして、私とかいとさんの猫世話生活がはじまった。
「俺と、付き合って....」
涙が、溢れそうになった。
_学校_
「今月は特に寒くなります。上着や、セーターを着用して登校しましょう。以上です」
そう言って、かいとさんはマイクから手を離し、礼をした。
話が終わった途端、周り....いや、学校全体が黄色い歓声に包まれた。
毎週月曜日に行われる朝会で、女子たちはいつもかいとさん...いや、生徒会長が話をするのを楽しみにしている。
「メグ、ついに会長に惚れた?」
あまりにもぼーっとしすぎていたからだろうか。
隣に並んでいた親友のさきに声をかけられた。
「えぇ!?惚れてないよ....。ちょっとぼーっとしてただけ。」
そう言うと、さきはそっか、と笑ってまた前を向いた。
私も、少し笑ってしまった。
[水平線]
「みてっ!6人がおそろいになられてるわ!」
そんな女子の甲高い声に、私とさきは振り向いた。
朝会も終わって、テンションが上っているのに対して、生徒会メンバー6人がそろっているのだ。それはまぁみんな目をハートにするだろう。
「ね、メグ。あのメンバーの中に彼女持ちの人いるの知ってる?」
さきはそんなことを言い出した。.......え?知らない、と私が言うと、さきは続きを話し始めた。
「翔さん、のっきさん、そらねこさんが彼女持ちなんだって。翔さんは....たしかあの美人で有名な未羽さんで、のっきさんは....2年のまゆたさんで、そらねこさんは...たしかゆめさんだったと思う。」
「えー.....。そうなんだ...」
ぶっちゃけ、そこまで興味はない。
それは、さきも同じだと思う。なのに、どうして急に話し始めたのだろう。
「私ね....彼氏できたんだっ!」
「.........え?」
え......さきに、彼氏?
思いもしなかった。だって、あのさきに.....
「誰かって...?ふっふっふ。それは、あの6人の中の誰か!」
「えぇ〜!!」
思わず私は目を丸くしてしまった。
[水平線]
「じゃあ、私こっちだから。」
そう言って、さきと別れて、教室に向かう。
うわぁ、さきに彼氏かぁ...。まだ信じられないなぁ....
まだホームルームまで時間はある。.....少しだけ、遠回りして帰ろう。
「えっ.....。こんなところあったんだ...!」
私が目にしたのは、広い裏庭だった。
私がまだ1年生だから知らなかっただけかな...?わかんないけど。
時間は、まだあるし、ちょっとだけ.....奥いってみようかな....?
ざくざく、と草をかきわけ、奥を除く。
すると、人がいた。
「............えっ?」
「え............?」
その人は....生徒会長...いわゆる、かいとさんだった。
[水平線]
_放課後_
「ごめん、メグ。今日先に帰らせてもらっていい?」
「え?いいよ....?」
ありがとー、と言って、さきは校門の方向へダッシュしていった。
...........ちょっと、好都合かも...
私は、もう一度裏庭へ行くことにした。
「あ......朝の....」
思った通り、かいとさんがいた。
あ......ほ、ほんとにいると思わなかった....
私が立ち去ろうとしたそのとき。
腕をつかまれた。.......え?
「ちょっと、つきあってくんない....?」
「は.........?」
[水平線]
「最初みたときから思ってたんだよね、この子、絶対猫慣れしてる、って。」
「あぁ....あ、ありがとうございます、、?」
_数分前_
「こっち、きて」
私は言われるがままかいとさんについていった。すると、
ニャ-
「えっ、猫!?」
「うん...そう。俺が前拾って、家で飼えないからここで飼ってる。」
えぇ.....と思わず声を漏らしてしまった。
「一緒に飼ってくれる人探してたんだけど、なかなかみつかんなくて...」
「それで、私に....一緒に飼ってくれ、と...」
そう、とかいとさんは頷いた。
ニャ- 猫が私のひざにのった。
そして、今に至る。
「あと、これからも放課後、一緒に猫の世話してほしいんだけど....いい?」
は...........?別に、悪いとは言わない。
でも、こんなとこ誰かに見つかったら.....
「ダメ...?」
う...........
「い、いいですよ.....」
「ありがとう!」
そして、私とかいとさんの猫世話生活がはじまった。
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