[斜体]〜翌日〜[/斜体]

[小文字]●●[/小文字]（やっぱこれ、使いやすい。）
微笑みながらペンを見た。

私が好きな色だし、私が好きな芯の太さ。
○○くん、分かってるね。

私はクスッとペンに向かって笑った。



[斜体]〜○○side〜[/斜体]

何かを考え、微笑みながら●●さんは、ペンを見た。

すると、
●●さんはクスッとペンに向かって笑った。

何だろう。何を考えているのだろう。
僕/俺にはよく分からなかった。



[斜体]〜●●side〜[/斜体]

[小文字]●●[/小文字]（あ、そうだ。貰ったんだから、何か返さないと。）


[斜体]〜in贈り物の宝庫〜[/斜体][小文字]※100均[/小文字]
[小文字]●●[/小文字]「えー。どうしよっかな。」
ペンを貰ってペンで返すのはちょっと、、
あっ！そうだ！

[小文字]●●[/小文字]「これだ！！」
ﾃｯﾃﾚｰ!ハンカチー！

一見ただのハンカチに見えるが……

イニシャルが書いてあるんですー！

よし！丁度○○くんのイニシャルがあったので買います！
が……

あれ……？あれはもしかして……本人⁈

ちょっと待って。本人が真後ろにいる！


　○○くん


　　　私
　　⬛︎⬛︎⬛︎
　店員さーん


オワタ＼(^o^)／
まぁ、見なかったことに。
知らんぷり知らんぷり。

だけど気になってしまう。
まぁ、少しだけならいいか。
チラッと後ろを振り返ると、目が合ってしまった。
[小文字]●●[/小文字]「あ」
[小文字]●●[/小文字]「用事があったんだ。早く帰らないと。」
声を無理矢理変えた。



[斜体]〜○○side〜[/斜体]

[小文字]●●[/小文字]「えー。どうしよっかな。」
ん？●●さんの声が聞こえたような……
まぁ、気のせいか。

[小文字]●●[/小文字]「これだ！！」
いや、気のせいじゃない。

レジに並んだら、僕/俺の前に●●さんがいた。

……気まず……


すると、●●さんが振り返った。
目が合ってしまった。

[小文字]●●[/小文字]「あ」
バレたか？
[小文字]●●[/小文字]「用事があったんだ。早く帰らないと。」
そっちか。何か思い出した時の「あ」か。
僕/俺が思ってたのは
「あ」
「○○くんだ。」
の「あ」。
ビビった。


●●さんはバレないように声を無理矢理変えていた。

●●さんに一言言いたい。
[大文字]声変えてたけどバレてるよ[/大文字]