「ぎゃーあ！」
本日再びのぎゃあですが。
「クリス大丈夫？」
「[漢字]赤き龍[/漢字][ふりがな]レッドドラゴン[/ふりがな]よ！」
「…と言うかクリスも戦えば良くない？叫ぶんじゃなくて」
「あのね私は[漢字]治癒師[/漢字][ふりがな]ヒーラー[/ふりがな]なのよ？回復役なんだから、私」
…今後相当な数のぎゃあが出そうですが。そんな事どうでもいいか。
「[漢字]火の玉[/漢字][ふりがな]ファイアボール[/ふりがな]が飛んできてるよ！」
「だったらこっちも！」
『[漢字]火の玉[/漢字][ふりがな]ファイアボール[/ふりがな]』
うーん。相手の[漢字]火の玉[/漢字][ふりがな]ファイアボール[/ふりがな]を打ち消しただけでダメージは無理か…
「●●ちゃん！水か氷属性で出来る？」
『[漢字]氷の塊[/漢字][ふりがな]ブロック・オブ・アイス[/ふりがな]』
「ダメージ入ってるよ！」
喜ぶのも束の間。[漢字]赤き龍[/漢字][ふりがな]レッドドラゴン[/ふりがな]が飛行して、尖った風が飛んでくる！
「よけて！」
「盾で防いでおくから！●●ちゃんが今のうちに！」
風属性だから…
『[漢字]小さな火[/漢字][ふりがな]スモール・ファイアー[/ふりがな]』
またこれ。だって火属性だもん。5回目だけどね。最後の通算魔法大賞回数科では優勝だ！
[明朝体][太字]通算魔法大賞とは[/太字]
・作者が独自で行なっている大会の事である
・●●が今までに使って来た魔法の中で一番
　『便利』
　『多い』
　『強い』
　魔法を選ぶと言う物だ[/明朝体]
らしいよ。
「ドラゴンの降りる所に火薬を撒いといたよ」
「ありがとうバジル」
[大文字][太字]ぼかーん！[/太字][/大文字]
これでドラゴンは…
「やっつけられた！」
「みんなを回復するわね…よし。オッケーよ」
「あれ？これ何？」
なんか大きな爪みたいのが落ちてる。
「素材だね。これはドラゴンの爪」
「ギルドに持ってったら高く売れるみたい」
「へぇ…」
『[漢字]空の穴[/漢字][ふりがな]エンプティー・ホール[/ふりがな]』
入れておこう。
≪スモール・ファイアー使用ボーナス　Lv3になりました　威力が向上します≫
≪ブロック・オブ・アイス使用ボーナス　Lv2になりました　威力が向上します≫
≪ファイアボール使用ボーナス　Lv2になりました　威力が向上します≫
≪エンプティー・ホール使用ボーナス　Lv2になりました　スペースが向上します≫
≪ボスモンスターレッドドラゴン撃破ボーナス　●●がLv2になりました　HP・MP・攻撃力・守備力・魔力が向上します≫
すんごいレベルアップしたね。…エンプティー・ホールと私ってレベルアップするの？