オタクは今日も恋をする〜続編〜
6月──
朝は快晴だったのに放課後になると突然の雨。
朝、晴れてたから当然、傘は持ってきていない。
びしょ濡れになりながら帰るのか。
そう考えていて歩こうとした時──
「入る?」
慎二くんが傘を持って言った。
嬉しいけれど気まずい。
「気にしてくれてありがとう。だけど、大丈夫だから。」
私は断った。
「風邪ひくけど?」
「大丈夫、大丈夫。」
私が歩こうとしたその時、慎二くんに肩をグイッと引っ張られた。
「駄目。風邪ひくと困る。」
こ、困る……?
慎二くんは無理矢理傘に入らせた。
そこまで心配する?
朝は快晴だったのに放課後になると突然の雨。
朝、晴れてたから当然、傘は持ってきていない。
びしょ濡れになりながら帰るのか。
そう考えていて歩こうとした時──
「入る?」
慎二くんが傘を持って言った。
嬉しいけれど気まずい。
「気にしてくれてありがとう。だけど、大丈夫だから。」
私は断った。
「風邪ひくけど?」
「大丈夫、大丈夫。」
私が歩こうとしたその時、慎二くんに肩をグイッと引っ張られた。
「駄目。風邪ひくと困る。」
こ、困る……?
慎二くんは無理矢理傘に入らせた。
そこまで心配する?
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