夏油傑「本当に久しぶりだね、●●。こうやってしっかり話すのは9年ぶりかな?
きちんと術式を扱えるようになったんだね。私も嬉しいよ」

傑くんが、生きてるわけない
[漢字]コイツ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]は、傑くんじゃ、ない
●●『[小文字]黙れよ、気色わりぃ[/小文字]』
夏油傑「?、なにか言ったかい?」
●●『黙れっつってんだよ!!この偽物が!!』
夏油傑「偽物?何を言っているんだい、私は夏油傑だよ」
●●『声も、顔も、術式も同じなんだよ[漢字]アイツ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]と!!』

●●『でもな、私の本能がそれを否定してんだよ!』
●●『中身が全くチゲぇんだよ。お前が話しかけてきたときから何か違和感があった![漢字]アイツと同じもの[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・[/ふりがな]を持ってたってわかんだよ!!』

●●『さっさと答えろ。お前は、誰だ(圧』

夏油傑「ハハッなんで分かるんだよ。長年の付き合いってやつか、気持ちが悪いな」
夏油傑「ﾂｰｰｰーー、ﾊﾟｶ」
●●『……』

●●『…そういう術式なのか』
夏油傑「見られてしまったからには放って置くわけにはいかないね。
呪霊操術・極の番【うずまき】」
●●『（初っ端から大技!?何がしたいんだ?コイツ）』
夏油傑「なんてねw」
●●『あ?んだよお前(圧』
夏油傑「怖い怖いw」
夏油傑「今回ここに来た目的は私じゃない」
?「フフッ」
?「久しぶりだね、●●」
●●『なっ………』



誰だっけ、思い出せない
ずっと記憶の底に沈んでいた[漢字]記憶[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]が静かに浮かび上がってくる