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天才ちゃんは左利き

#12

第11話 夕やけ小やけでまた明日

「佐奈がしたいようにすればいいよ」
綾都の言葉が、心の切り込みにすっと入り込んでいった。
「あ、綾都…」
もうここまで来たら、言うしかないのかもしれない。
__ずっと、分かっていたんだ。
「ねぇ綾都、私…」
「いや待って、それは僕から言わせてくれ…」



[大文字]「佐奈、君が好きだ。付き合ってくれ!」[/大文字]
綾都のこの言葉が、耳に入って私の脳が処理する。
そのメカニズムの前に、私は素直にこう思った。
「嬉しい」と。
ずっと言ってほしかった、言いたかった言葉だったんだ。
「綾都くん…


うん、こちらこそよろしく!」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

ベータ版の投稿にうつつを抜かしていたら、いつの間にかこっちの更新が完全になくなっていました…
投稿遅い上に文章も少なくてすみません。

2024/02/08 00:20

水野志恩 ID:≫7tLEh4qnMjetA
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