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天才ちゃんは左利き

#10

第9話 天才の過去

__私は佐奈。高校生。
最近、仲良しな男の子ができた。
男の子の名前は[漢字]片岡 綾都[/漢字][ふりがな]かたおか あやと[/ふりがな]。ごくごく普通の男の子。
そして私は今から、綾都に秘密を話す。


私の秘密は、親にネグレクトされてること。
弟が二人、妹が一人いて、私は下の[漢字]弟妹[/漢字][ふりがな]ていまい[/ふりがな]達を育てている。何にもしない最低な親のかわりに。
だから普段は部活せずにバイトしてるし、カラオケに行ったのも今日が2回目だ(バイト除く)。
たまに「なんで天才なのに部活入らないの?」って聞かれる。その時は「めんどくさいから」って言ってる。

本当はつらい。
いじめも本心では嫌だし、ずっと友達と遊べないのも。
本当は、ずっと…

[水平線]

「私ね、親にネグレクトされてるんだ」
佐奈の口から出た言葉を、僕は一瞬飲み込めなかった。
「そう…なのか?」
「うん、本当だよ」
このいつもマイペースな佐奈が?ネグレクトされてるだと?
「弟が二人、妹が一人いてね。三人育ててるの」
高校生の佐奈が三人育てている?
「ねぇ、私はどうしたら良いと思う?」

わからない。僕も知らない…
僕は、どうしたらいいんだ__

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2024/01/22 00:33

水野志恩 ID:≫7tLEh4qnMjetA
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