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memory

#2

君に出会うために

「倒せば教えてくれるんだな?」
相手はうなずく。
「まぁ,Fクラスのあんたがこの私にかなうわけないんだけどw」
俺には時間があまりない。だから…
「フレイム!」
「嘘おおおおおおおおお!!!!!」
相手は一発KOだった。弱すぎだろ。
「し,仕方ないわね。教えてあげるわよ。」



「ここよ。でもなんでFクラスなのよ。」
「知らないよ。」
「ま,せいぜいがんばりなさい。」
相手は出ていった。
教室に入ると先生やFクラスの生徒がいた。
「七星さんでしたっけ?私の名前は[漢字]浅葱[/漢字][ふりがな][/ふりがな]。どうぞよろしく。」
なんだこの先生は。にやにやと。しかもこの教室,血の匂いが凄い。
「皆さん,今日からFクラスで一緒にお勉強する七星太陽さんです。」
生徒たちはうつむいて何も話さなかった。
「まぁ,気にしないでください。ゴミになっただけですから。」
この動かない生徒たちはゴミ…。
「…そうですか。」
「それと七星君,君には能力測定をしてもらわないといけないんだ。それによってクラスが変わるかもしれないからね。」
俺は水晶に魔力を込める。

[太字]バリン![/太字]
見事に水晶はわれてしまった。
「なんと!水晶を割るなんて!Aクラスでも見たことがないぞ!」
まぁ,俺…魔族だからな。
「七星君,ついてきてくれ。」
俺は言われるがまま,ついていく。
「[漢字]零仙[/漢字][ふりがな][/ふりがな],来てくれ。」
浅葱といった先生は幼い女の子を呼んだ。
「こいつと君の得意な属性で戦ってほしいんだよ。」
「でもまだ幼いですよ?」
「こいつはAの上,Sクラスの生徒だ。なめてもらっちゃあ困るな。」
「…わかりました。」
俺はAクラスに行かなくてはならない。だから…
「こんにちはFクラス。あなたがこの私と戦えること,光栄に思いなさい。」
「あぁ。」
「フラッシュフラッド!」
一度攻撃を食らってみたが,全然痛くない。
「ファイヤーボール!」
「全然痛くないんだけど。弱いね。」
(探知)(サーチ)
俺は無詠唱で零仙を探知(サーチ)した。

===================================
零仙(れいせん)雪

【種族】魔族
【属性】水・氷属性

【弱点】闇属性には弱い
===================================
「お前,火は効かないのか。」
「!」
「ジョーカートリック。」
俺が出す攻撃はすべて零仙と呼ばれた幼女に当たる寸前だった。
「あんた闇属性も使えんの!?こ,降参。」
幼女の目はキラキラ輝いた。
「凄いね。」
「七星君,素晴らしいね,ぜひSクラスに入ってくれ。」

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作者メッセージ

投稿遅くなってすみません。
次からは頑張って投稿しますね。

2024/07/17 10:32

七星太陽 ID:≫18COkzTDuajLA
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