side ？？？
「えっ！めっちゃかわいーじゃん..！？」☔
「だよな〜...ぶっちゃけてみてさ...〝あの人〟と比べたら...？」😈
「ん〜さぁ、どーだろーねー？」☔
「えっ...うぇ、う、浮気......？」👑
「違う、違う..！！勘違いしないで！？」☔

[水平線]

side KAITO
頭の中が整理できない状態で俺たちは家に帰っていた。
でも....
なんであんなに急に....
しかも....〝六奏家〟って......
「なぁ兄弟」
すると、急にかもめんに声をかけられた。
びっくりして、うつむいていた顔が瞬速で上がる。
「あ、ど、どうした、かもめん」
「あのさ.....御園家って、わかるか....？」
「え、御園家？」
かもめんのことだから、もっと、さっき言われたことに関して色々考察するのかと思ったが、違った。
なんなら、的外れ。
御園家.........名前だけは、知っている。
昔は信頼も俺らの家よりも馬鹿みたいに高かったし、家族の間も仲が良いと言われていた。が、その家族の1人.....●●という娘が、処刑された。
処刑された理由としては、妹をいじめていたから、と明かされてはいる。
..........本当なのやら。
俺は適当に知っている、と答えた。
「そのさ.....御園家の処刑された娘の婚約者が、六奏家の6人兄弟だったらしいんだ。丁度構成は.....俺らと一緒だ....」
「えっ...？」
六奏家が処刑された娘の婚約者だった....？
ちょっと待て、処刑されたのは13年前。
え.....？
「ちょっと待て、六奏家の6人兄弟の年齢と●●さんの年齢があっていないぞ....？」
六奏家6人兄弟の年齢は俺らより2つ上の15歳。
13年前のあいつら兄弟は....2歳だぞ....？
●●さんが処刑されたときの年齢が13歳。
そのときの六奏家の6人兄弟の年齢は2歳。
いつから婚約を開始したのかはわからないが.....こんな年齢差もあるのに、なんで婚約者になんかしたんだ.....？

「そんな詳しいことまで知ってたらすぐ全部話すよ.....w俺は、そっちの調査に専念する。悪いが、六奏家と初屋家の婚約を破棄させるための作戦に自発的にすることはないと思う.....」
確かに、そこまで知ってこの話の続きを聞かなきゃもやもやしてくる。
「あぁ......わかった。言ったからには、ちゃんと最後まで専念しろよ」
俺は少し強気になってそう言った。
「あたぼうよ..w」

side ？？？
「てかさ、姫論家と初屋家の婚約が破棄されたのって、なにが理由なんだろーね？」☔
「んー..？俺らに婚約者をもたせとかないと地位と名誉が〜どうたらこうたら言ってた気がするなぁ....」💚
「え、なんだよそれw俺らには〝あいつ〟がいるってことわかってるだろ...w」❤
「〝あいつ〟以外いらないってわかってるはずでしょー...？w」🌸