猟犬兼探偵社員&元ポートマフィア
孫(構成員)の成長に涙ぐむ広津。
ある日のポートマフィア____
俺、中原中也は上質なワインが手に入った事が嬉しく、鼻歌を歌いながら廊下を歩いていた。
「(ア゛?何か焦げ臭ェなァ……真逆!?梶井のヤツ、しくじって本部で爆発させたのか!?)」
最悪の事態が頭を過ぎった。
「(………いや、また俺の車が爆発したのか!?…だとすると太宰の野郎だなァ(#・∀・))」
駐車場の方向を見ても、煙は上がっていない。
梶井の研究室からも、だ。
「(あ?じゃァ一体……)手前かァァァァァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!ひみのォォォォォォォ!!!!!!!!!!」
『ギョェッ!?』
「手ン前ぇぇぇええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
『あっ、あはははは…』
ぎこちなく笑いながら逃げるひみのを追いかける。
「逃げんじゃねぇえええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!重力使いの俺から逃げられると思ってんのかァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
『ウッ………中也の馬鹿ぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!!卑怯者ォォォォォォォ!!!!!!』
その声を聞いた黒蜥蜴たちが出てくる。
「なんだなんだ?喧嘩かァ?ひみの姐さん!」
「どうしたんですか!?ひみのさん!?」
「ゴホッゴホッ……五月蠅いです…ひみのさん、中也さん…」
「|コクコク|」
『喧嘩じゃないよ!立原くん!で、芥川兄妹酷い!』
「……で?何で本部内で"手持ち花火"やってんのかァ?ひみの????」
『笑みが黒いよ!(いや、其れには一寸理由があって……)』
「心の声、漏れてんぞ?」
『あっ、えへっ、たっ、立原くんッ!助けて!』
「えっ。はっ、姐さんっ!?…あーえー…あっ、中原幹部って、髪、地毛ですか?」
「あ?地毛だが?」
「良いですね!俺は地毛が黒なんで染め直さねぇと駄目なんですよ。中也さん、外国の血が混ざってるんですか?」
「(…不味い……立原、地雷を踏み抜いたぞ…)」
広津回想
ひみの「聞いてよ、広津さん!」
太宰「中也ったら、「生まれは何処だ?」っていう質問を宝石卸売業者に聞かれて、全治3ヶ月の大怪我を負わせたんだよ!」
ひみの「私も聞かれればキレるけど、其処までヤることはないよねぇ…」
太宰「全く、獣にも程がある!」
ーーー
「(前にも、聞かれたことだ。あの時はまだ、知らなかった。でも、今は太宰の糞野郎とひみの、首領が証明してくれた。俺が"人間"だって事を___)」
「そうだなァ?俺もよく知らんが、爺ちゃんや婆ちゃんの代で入ってんじゃねェか?」
……中也君は右手をピクリと動かしただけで、笑って答えた。
「(もう、昔の君では無い_____か。)」
広津の脳裏には太宰、ひみの、中也で喧嘩しているあの場面が浮かび上がってきた。
「(老いると涙腺が弱くなる……)」
広津は涙腺が緩んでいることを悟られぬようにお茶請けの準備をする。
『お茶請け?…手伝うよ、広津さん。いつもありがとう』
「ブフッ」
「あ〜!中原さんがお茶吹いた〜!!」
「五月蝿え樋口!」
「(あぁ……何で此方まで…)」
後輩たちの成長に涙ぐむ広津でした。
ある日のポートマフィア____
俺、中原中也は上質なワインが手に入った事が嬉しく、鼻歌を歌いながら廊下を歩いていた。
「(ア゛?何か焦げ臭ェなァ……真逆!?梶井のヤツ、しくじって本部で爆発させたのか!?)」
最悪の事態が頭を過ぎった。
「(………いや、また俺の車が爆発したのか!?…だとすると太宰の野郎だなァ(#・∀・))」
駐車場の方向を見ても、煙は上がっていない。
梶井の研究室からも、だ。
「(あ?じゃァ一体……)手前かァァァァァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!ひみのォォォォォォォ!!!!!!!!!!」
『ギョェッ!?』
「手ン前ぇぇぇええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
『あっ、あはははは…』
ぎこちなく笑いながら逃げるひみのを追いかける。
「逃げんじゃねぇえええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!重力使いの俺から逃げられると思ってんのかァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
『ウッ………中也の馬鹿ぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!!卑怯者ォォォォォォォ!!!!!!』
その声を聞いた黒蜥蜴たちが出てくる。
「なんだなんだ?喧嘩かァ?ひみの姐さん!」
「どうしたんですか!?ひみのさん!?」
「ゴホッゴホッ……五月蠅いです…ひみのさん、中也さん…」
「|コクコク|」
『喧嘩じゃないよ!立原くん!で、芥川兄妹酷い!』
「……で?何で本部内で"手持ち花火"やってんのかァ?ひみの????」
『笑みが黒いよ!(いや、其れには一寸理由があって……)』
「心の声、漏れてんぞ?」
『あっ、えへっ、たっ、立原くんッ!助けて!』
「えっ。はっ、姐さんっ!?…あーえー…あっ、中原幹部って、髪、地毛ですか?」
「あ?地毛だが?」
「良いですね!俺は地毛が黒なんで染め直さねぇと駄目なんですよ。中也さん、外国の血が混ざってるんですか?」
「(…不味い……立原、地雷を踏み抜いたぞ…)」
広津回想
ひみの「聞いてよ、広津さん!」
太宰「中也ったら、「生まれは何処だ?」っていう質問を宝石卸売業者に聞かれて、全治3ヶ月の大怪我を負わせたんだよ!」
ひみの「私も聞かれればキレるけど、其処までヤることはないよねぇ…」
太宰「全く、獣にも程がある!」
ーーー
「(前にも、聞かれたことだ。あの時はまだ、知らなかった。でも、今は太宰の糞野郎とひみの、首領が証明してくれた。俺が"人間"だって事を___)」
「そうだなァ?俺もよく知らんが、爺ちゃんや婆ちゃんの代で入ってんじゃねェか?」
……中也君は右手をピクリと動かしただけで、笑って答えた。
「(もう、昔の君では無い_____か。)」
広津の脳裏には太宰、ひみの、中也で喧嘩しているあの場面が浮かび上がってきた。
「(老いると涙腺が弱くなる……)」
広津は涙腺が緩んでいることを悟られぬようにお茶請けの準備をする。
『お茶請け?…手伝うよ、広津さん。いつもありがとう』
「ブフッ」
「あ〜!中原さんがお茶吹いた〜!!」
「五月蝿え樋口!」
「(あぁ……何で此方まで…)」
後輩たちの成長に涙ぐむ広津でした。
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