二次創作
猟犬兼探偵社員&元ポートマフィア
そう云われ探偵社に急ぐ僕達。
探偵社に着くと、机の上に座った僕より年上ぐらいの青年がいた。
青年「嫌だァ………もう嫌だ……」
青年「全部お前等の所為だ……『武装探偵社』が悪いンだ!」
青年「社長は何処だ、早く出せ!でないと____爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ!」
青年は震えながら叫ぶ。
……僕、関係ないのに死んじゃうの?
……一寸待った……人質、一人はわからないけど、もうひとりは僕に餡パンくれた人…何で!?
太宰「あちゃー」
国木田「怨恨だ」
−−−−−−−
太宰 saede
国木田くんは予定通りの|台詞《セリフ》を云う。
谷崎くんも良い演技するねぇ…
…ヤバい、怯えてるひみのが可愛い。
……今度、新人が来る時は私が犯人役やろうかな…
国木田「犯人は探偵社に恨みがあって。社長に会わせないと爆破するぞ、と」
太宰「ウチは色んな処から恨み買うからねえ」
ナオミちゃんの隣りにある爆弾は昨日のちょっとしたいざこざのモノを使いまわしている。
太宰「うん、………あれ|高性能爆薬《ハイエクスプロオシブ》だ。この部屋くらいは吹き飛んじゃうね」
敦君はえっ!?という顔をしている。
太宰「爆弾に何か被せて爆風を抑えるって手もあるけど……此の状況じゃなぁ」
私はやれやれと肩をすくめる。
国木田「どうする?」
太宰「会わせてあげたら?社長に」
国木田「殺そうとするに決まってるだろ!それに社長は出張だ」
……国木田君は|矢張《やっぱり》演技に向いていないようだ。
勘が良い人ならもう判っている筈。
だって、こんなに大きな声でやり取りしていたらすぐにバンッ!だもの。
……となると敦君は其処まで勘は良くないね。
太宰「となると……人質をどうにかしないと」
私と国木田君はばっと向き合う。敦君はこれから何が始まるのかわからないようでポカンとしている。
ポン
私と国木田君は両方チョキなので相子だ。
ぽんっ
ぱー
ぽんっ
私がパーで国木田君はチョキ。
私の勝ちだ。
私はにたぁと笑い、国木田君を促す。
国木田「(・д・)チッ」
私は植木の影から笑いながら見ている。
−−−−−−−
谷崎 saede
あぁ……ゴメン、ナオミ……
すンません、すンません、ひみのさん………
僕、今日死ぬンじゃないでしょうか……?
太宰さんが物凄く此方を睨ンでるんですけど…
絶対太宰さん、ひみのさんに気がありますよォ……
※谷崎潤一郎は東のヘタレです。
あぁぁぁあああああぁぁぁあああああぁぁぁああああ
−−−−−−−
ひみの saede
……潤一郎君、ドンマイ。
太宰相手にはかりごとをするのが悪いのよ。
…でも、流石に可哀想ね…
…まァ、いいや
−−−−−−−
中島 saede
国木田さんが青年に近づいて行く。
国木田「おい、落ち着け少年」
青年「来るなァ!吹き飛ばすよ!」
国木田さんはサッと両手をあげる。
青年は続ける。
青年「知ってるぞ、アンタは国木田だ!アンタもあの嫌味な『能力』とやらを使うンだろ!?」
青年「妙な素振りをしたら皆道連れだ‼」
太宰「まずいね、これは」
太宰「探偵社に私怨を持つだけあって社員の顔と名前を調べてる。社員の私が行っても余計警戒されるだけか……|却説《さて》、どうしたものか」
太宰さんは此方を見てなにか気付いたような顔をした。
そして、またにやぁと笑う。
僕はそれだけで察してしまった。
これから自分の身に何が起こるのかを_______。
探偵社に着くと、机の上に座った僕より年上ぐらいの青年がいた。
青年「嫌だァ………もう嫌だ……」
青年「全部お前等の所為だ……『武装探偵社』が悪いンだ!」
青年「社長は何処だ、早く出せ!でないと____爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ!」
青年は震えながら叫ぶ。
……僕、関係ないのに死んじゃうの?
……一寸待った……人質、一人はわからないけど、もうひとりは僕に餡パンくれた人…何で!?
太宰「あちゃー」
国木田「怨恨だ」
−−−−−−−
太宰 saede
国木田くんは予定通りの|台詞《セリフ》を云う。
谷崎くんも良い演技するねぇ…
…ヤバい、怯えてるひみのが可愛い。
……今度、新人が来る時は私が犯人役やろうかな…
国木田「犯人は探偵社に恨みがあって。社長に会わせないと爆破するぞ、と」
太宰「ウチは色んな処から恨み買うからねえ」
ナオミちゃんの隣りにある爆弾は昨日のちょっとしたいざこざのモノを使いまわしている。
太宰「うん、………あれ|高性能爆薬《ハイエクスプロオシブ》だ。この部屋くらいは吹き飛んじゃうね」
敦君はえっ!?という顔をしている。
太宰「爆弾に何か被せて爆風を抑えるって手もあるけど……此の状況じゃなぁ」
私はやれやれと肩をすくめる。
国木田「どうする?」
太宰「会わせてあげたら?社長に」
国木田「殺そうとするに決まってるだろ!それに社長は出張だ」
……国木田君は|矢張《やっぱり》演技に向いていないようだ。
勘が良い人ならもう判っている筈。
だって、こんなに大きな声でやり取りしていたらすぐにバンッ!だもの。
……となると敦君は其処まで勘は良くないね。
太宰「となると……人質をどうにかしないと」
私と国木田君はばっと向き合う。敦君はこれから何が始まるのかわからないようでポカンとしている。
ポン
私と国木田君は両方チョキなので相子だ。
ぽんっ
ぱー
ぽんっ
私がパーで国木田君はチョキ。
私の勝ちだ。
私はにたぁと笑い、国木田君を促す。
国木田「(・д・)チッ」
私は植木の影から笑いながら見ている。
−−−−−−−
谷崎 saede
あぁ……ゴメン、ナオミ……
すンません、すンません、ひみのさん………
僕、今日死ぬンじゃないでしょうか……?
太宰さんが物凄く此方を睨ンでるんですけど…
絶対太宰さん、ひみのさんに気がありますよォ……
※谷崎潤一郎は東のヘタレです。
あぁぁぁあああああぁぁぁあああああぁぁぁああああ
−−−−−−−
ひみの saede
……潤一郎君、ドンマイ。
太宰相手にはかりごとをするのが悪いのよ。
…でも、流石に可哀想ね…
…まァ、いいや
−−−−−−−
中島 saede
国木田さんが青年に近づいて行く。
国木田「おい、落ち着け少年」
青年「来るなァ!吹き飛ばすよ!」
国木田さんはサッと両手をあげる。
青年は続ける。
青年「知ってるぞ、アンタは国木田だ!アンタもあの嫌味な『能力』とやらを使うンだろ!?」
青年「妙な素振りをしたら皆道連れだ‼」
太宰「まずいね、これは」
太宰「探偵社に私怨を持つだけあって社員の顔と名前を調べてる。社員の私が行っても余計警戒されるだけか……|却説《さて》、どうしたものか」
太宰さんは此方を見てなにか気付いたような顔をした。
そして、またにやぁと笑う。
僕はそれだけで察してしまった。
これから自分の身に何が起こるのかを_______。
このボタンは廃止予定です