二次創作
猟犬兼探偵社員&元ポートマフィア
No saede
中島「ふぁ……」
中島は欠伸を一つして目を覚ます。
そして、あたりを見渡し、自分が知らぬ場所だと認識する。
中島「ここ、どこだ……(孤児院の起床喇叭は?早朝点呼は?)」
ピピピピピ
と無機質な音が響く。
中島は驚き飛び跳ねる。
中島「(うわわ、鳴った!ぼ、釦どれ!?)」
カチカチ
と適当に釦を押していると正解の釦が見つかったようで、通話が開始された。
中島「は、はい?」
太宰『やあ、敦君。新しい下宿寮はどうだい?善く眠れた?』
中島「(そうか……僕は)お陰様で……こんな大層な寮を紹介いただいて」
中島はボロッと涙を流す。
−−−−−−−
太宰「それは好かった。処で頼みが有るのだが」
中島『?』
−−−−−−−
中島「助けて、死にそう」
其の言葉を受け、寮の外に出てみると、ドラム缶に嵌った太宰がいた。
中島は何やってんだ、此奴。という顔で見ている。
太宰「やあ、良く来たね。早速だが助けて」
中島「え………?何ですか此れ?」
太宰「何だと思うね?」
中島「朝の幻覚?」
太宰「違う。こうした自殺法があると聞き早速試してみたのだ。が、苦しいばかりで一向に死ねない」
太宰「腹に力を入れてないと徐々に嵌まる。そろそろ限界」
中島「はぁ………でも自殺なのでしょう?そのままいけば」
太宰「苦しいのは嫌だ。当然だろう。」
中島「なるほど」
−−−−−−−
中島 saede
中島「よっ」
僕はドラム缶を蹴って太宰さんが出られるようにする。
太宰「いて」
_僕の名前は敦_
_無自覚のまま『人食い虎』に変身し、暴れていたところを此の人__太宰さんに助けられた_
_太宰さんはかの有名な異能力集団『武装探偵社』の一員らしいのだけど_
中島「同僚の方に救援を求めなかったのですか?」
太宰「求めたよ。でも私が「死にそうなのだ」と助けを請うた時、何と答えたと思う?」
中島「死ねばいいじゃん」
太宰「御名答」
−−−−−−−
太宰「助けて」
同僚「何で?」
太宰「死にそう」
同僚「良かったじゃん」
太宰「そうだけど」
同僚「じゃあね」プツッ
−−−−−−−
_知らぬ者なき異能力集団……ねえ_
中島「ところで今日は何処へ?」
太宰「うん、君に仕事を斡旋しようと思ってね」
中島「本当ですか‼」
太宰「伝手の心当たりがあるから先ずは探偵社に行こう」
僕は仕事を斡旋してもらえる事になった。
此れで食べてはいけるか…?
太宰「任せ給えよ。我が名は太宰。社の信頼と民草の崇敬を一身に浴す男」
急に胡散臭いぞ……
国木田「ここに居ったかァ‼この、包帯無駄遣い装置!」
太宰「_| ̄|○ il||li」
太宰「……国木田君、今の呼称はどうかと思う」←ちょっと傷ついた
国木田さんはつかつかと此方にやってくる
国木田「この非常事態に何をとろとろ歩いて居るのだ!疾く来い!」
太宰「朝から元気だなあ、あんまり怒鳴ると悪い体内物質が分泌されてそのうち痔に罹るよ」
国木田「何、本当か!?ガーン」
いや、嘘だろ
騙されやすいんだな……
太宰「控書しておくといい」
国木田「怒鳴りすぎると痔に罹る……とφ(..)」
太宰「嘘だけどね」
太宰さんがそう云うと、ものすごい音を出しながら国木田さんは太宰さんのことを殴っていた。
僕は冷めた目で見るしかなかった。
中島「あの……「非常事態」って?」
国木田さんは僕の言葉にハッとしたように気を取り直した。
国木田「そうだった‼探偵社に来い‼人手が要る!」
太宰「何で?」
国木田「爆弾魔が……人質連れて探偵社に立て篭った!」
中島「ふぁ……」
中島は欠伸を一つして目を覚ます。
そして、あたりを見渡し、自分が知らぬ場所だと認識する。
中島「ここ、どこだ……(孤児院の起床喇叭は?早朝点呼は?)」
ピピピピピ
と無機質な音が響く。
中島は驚き飛び跳ねる。
中島「(うわわ、鳴った!ぼ、釦どれ!?)」
カチカチ
と適当に釦を押していると正解の釦が見つかったようで、通話が開始された。
中島「は、はい?」
太宰『やあ、敦君。新しい下宿寮はどうだい?善く眠れた?』
中島「(そうか……僕は)お陰様で……こんな大層な寮を紹介いただいて」
中島はボロッと涙を流す。
−−−−−−−
太宰「それは好かった。処で頼みが有るのだが」
中島『?』
−−−−−−−
中島「助けて、死にそう」
其の言葉を受け、寮の外に出てみると、ドラム缶に嵌った太宰がいた。
中島は何やってんだ、此奴。という顔で見ている。
太宰「やあ、良く来たね。早速だが助けて」
中島「え………?何ですか此れ?」
太宰「何だと思うね?」
中島「朝の幻覚?」
太宰「違う。こうした自殺法があると聞き早速試してみたのだ。が、苦しいばかりで一向に死ねない」
太宰「腹に力を入れてないと徐々に嵌まる。そろそろ限界」
中島「はぁ………でも自殺なのでしょう?そのままいけば」
太宰「苦しいのは嫌だ。当然だろう。」
中島「なるほど」
−−−−−−−
中島 saede
中島「よっ」
僕はドラム缶を蹴って太宰さんが出られるようにする。
太宰「いて」
_僕の名前は敦_
_無自覚のまま『人食い虎』に変身し、暴れていたところを此の人__太宰さんに助けられた_
_太宰さんはかの有名な異能力集団『武装探偵社』の一員らしいのだけど_
中島「同僚の方に救援を求めなかったのですか?」
太宰「求めたよ。でも私が「死にそうなのだ」と助けを請うた時、何と答えたと思う?」
中島「死ねばいいじゃん」
太宰「御名答」
−−−−−−−
太宰「助けて」
同僚「何で?」
太宰「死にそう」
同僚「良かったじゃん」
太宰「そうだけど」
同僚「じゃあね」プツッ
−−−−−−−
_知らぬ者なき異能力集団……ねえ_
中島「ところで今日は何処へ?」
太宰「うん、君に仕事を斡旋しようと思ってね」
中島「本当ですか‼」
太宰「伝手の心当たりがあるから先ずは探偵社に行こう」
僕は仕事を斡旋してもらえる事になった。
此れで食べてはいけるか…?
太宰「任せ給えよ。我が名は太宰。社の信頼と民草の崇敬を一身に浴す男」
急に胡散臭いぞ……
国木田「ここに居ったかァ‼この、包帯無駄遣い装置!」
太宰「_| ̄|○ il||li」
太宰「……国木田君、今の呼称はどうかと思う」←ちょっと傷ついた
国木田さんはつかつかと此方にやってくる
国木田「この非常事態に何をとろとろ歩いて居るのだ!疾く来い!」
太宰「朝から元気だなあ、あんまり怒鳴ると悪い体内物質が分泌されてそのうち痔に罹るよ」
国木田「何、本当か!?ガーン」
いや、嘘だろ
騙されやすいんだな……
太宰「控書しておくといい」
国木田「怒鳴りすぎると痔に罹る……とφ(..)」
太宰「嘘だけどね」
太宰さんがそう云うと、ものすごい音を出しながら国木田さんは太宰さんのことを殴っていた。
僕は冷めた目で見るしかなかった。
中島「あの……「非常事態」って?」
国木田さんは僕の言葉にハッとしたように気を取り直した。
国木田「そうだった‼探偵社に来い‼人手が要る!」
太宰「何で?」
国木田「爆弾魔が……人質連れて探偵社に立て篭った!」
このボタンは廃止予定です