皇国は敗戦した。荒廃した全てを残して。だが、全てこれで終わることは無かった。

コクピット。小さな世界。そこで青春を散らした者の物語。

2017年某日、悠は歴史の授業中、先生と共に教科書に吸い込まれてしまう。気が付いてみると、彼らは過去、しかも史実とはちょっと違う異世界にいた。彼らは課題にも出されていたレーニンと出会う。彼の考えを聞き、元の時代に戻れるのかを模索しながら悠と先生の成長を描いたストーリー。なお、歴史人物の名前を使ってはいますが、当該の記録はありません。あくまでもフィクションです。

時代の流れを作った1人の剣豪
その波乱の一生を、ここに記す。

　この世界の全てのエネルギー、資源、生命を生み出す「コア」それが枯渇した魔法王国は召喚魔法によりある異界の大地を招き出そうと試みる
　国を大きく傾けるほどの召喚儀式が行われたのちに魔法王国の西にある大地が出現する
　結果から言うと、召喚魔法は成功した
　ただその呼び出されたものが第二次世界大戦直前のドイツであるという事以外は&

ゴメンね。ただそれだけ。
俺は今の時代に甘えていたのかもしれない。

これは…よくある物語。
タイムスリップをする物語。
ただ、今回は一味違う。
恐怖のタイムスリップの物語。

1945年　大日本帝國　太平洋戦争末期　日本は、敵　米海軍の航空母艦に250キロ爆弾をくくりつけた零戦をそのまま体当たりさせる「特攻」という暴挙に出た。
俗にいう「カミカゼ」である。
特攻に成功した しなかったというのは、航空基地の地下室にある電信室からモールスを用いて判断される
これは戦いから離れた地下深くの電信室の話である。

彼の話