列車が走る頃、友人はどんな顔をしていただろうか。
もうそれを考える頃には、手を振っていた彼は居ないのに。悲しくて目を背けていた背後を、今になって後悔した。

国内有数の大企業の御曹司である高校生の灰真 一馬（かいしん かずま）はお金持ちが故に奢らされ、金を取られ同級生にATMのように使われていた…。
しかし、ある日一馬の事を“お金持ち”ではなく“友達”として見てくれる女の子が現れて…⁉︎

誰もいなくなった。
ニンゲンも。全て。
それを書き換えよう。
『作者』の力で！
詳細:1
キャラ:2~5
プロローグ:6
本編:7~11
バットエンド:12
ハッピーエンド:13

初見は１，２，３の順番。
その次に２，３，１の順番。
そのあと３，２，１の順番で読んでみてください。
きっと話が変わっていきますよ。

これはとある歌い手の末路
あなた達も､騙されていませんか____？

意味不明の言葉あったらごめんなさい。
結構きつめの言葉入ってるかもなので嫌な人は読むの控えてください。

彼の話

舞台は、今私たちが生きる次元とは別のどこかに存在する…かもしれない世界。
その世界では神が存在していたり、天使や精霊が世を創っていたり…
何より、人々には能力が与えられている。所謂ファンタジーの世界、といったところだろう。
ーこの話はそんな世界で日常を送る、とある彼らの不思議な御話。

　お元気ですか　。

中々話せなくってごめんね　。

まだ　、　僕は　ここに　いるよ　。

「マルトク」

それは、ある特殊な能力を持った者たちが、

未確認巨大生物からの国家防衛を目的とした組織のことだ

そんなマルトクたちはどんなものなのか――――