[小文字]玲奈の母[/小文字]「玲奈。玲奈が好きなアニメコラボカフェやるじゃん。」
[小文字]玲奈[/小文字]「あーそれ、知ってる。」
──そう。私はとうとう始めた。
旧ツ〇ッターを‼︎

ツ〇ッターをやってると、情報が素早く、正確に収集できる！
推しのぬいぐるみが発売されるのを、家族よりも早く分かったし、発売2ヶ月前から分かってた。

まぁ、分かった理由は、声優さんが投稿した写真に映ってたからだ。
小さく発売日が書かれていた。
こんなに見る奴は流石にいないだろ……


[斜体]〜朝〜[/斜体]
[小文字]奏[/小文字]「玲奈ーおはよー！」
[小文字]たえ[/小文字]「玲奈ちゃん、おはよ。」
[小文字]玲奈[/小文字]「2人ともおはよー」
[小文字]たえ[/小文字]「なんか玲奈ちゃん、嬉しそうだね。」
[小文字]玲奈[/小文字]「よく分かったね！」
[小文字]奏[/小文字]「ってか何で？」
[小文字]玲奈[/小文字]「私。実は……」
ごくんと唾を飲む。
[小文字]玲奈[/小文字]「情報収集のプロになりました！」
[小文字]たえ[/小文字]「いつもの玲奈ちゃんで安心した……」
[小文字]奏[/小文字]「真面目そうに言ってたからビビったわ」
[小文字]玲奈[/小文字]「ごめん、ごめん。だけど、プロになったの！」

ツ〇ッターの話をした。

[小文字]奏[/小文字]「あーね。『自称情報収集のプロ』ってことね。」
[小文字]玲奈[/小文字]「自称はいらない！……でも……そうかも……私……自称かも……」


『自称』を卒業するのはまだ早かった。