その人はきっと、そういう人なのよ。


　人生で関わる人間って数えきれない。
家族、御近所さん、親戚、学校の友達、習い事の友達、先生、先輩、後輩……彼氏、彼女。
そのあらゆる人たち皆が自分好みの人間だと限らない。

　例えば『友達』。
私、作者『鴛鴦の桔梗映え』(以下「桔梗」とする。)は、自分で言うのも難だが、友達は比較的多い方だ。
男子の友達も多いし、女子の友達とはしょっちゅう遊びに行く。それでも、私は心の内に秘めている黒がある。

　私がよく話すクソ男子には、女子の体格を笑うカスが居る。
「やーい低身長！」「足おっそ！」等々。私も散々言われてきた。
まぁそのクソ男子は偏差値がカナブンの糞くらいしか無いので仕方がないなと思いつつも、嫌なものは嫌である。
さて、そこで私は考えた。

　そういう人なんだな。と。

人より下であることを自覚しているから、人より自分を高く見せたがる。誠に可哀想なタイプの人間だ。

　強い子であれば、「んだとこのデブ！」「Gが何か言ってるわー」と言えるかもしれない。私はこれを心の中で連呼している。
でも、そのクソと同じ土俵に立つことほど面倒な事はない。

　分かりやすく説明すると、
ゴミに「ゴミ」と言ってもどうにもならない。
プラスチックに「消えろ」と言ってもびくともしない。
Gに「大人しくしろ」と言っても動きまわったまま。
これと同じだと考えている。
そいつに「黙れ」と言っても黙れないのよん。。。

　この考え方の楽なところは、考えている間もちょっと楽しいところ。本当に下らない思考で脳ミソが埋め尽くされるが、逆に謎の余裕ができる。「可哀想な子なんだわ。」って。

　したし、逆に辛くなってしまうこともある。
こんなに相手を卑下する考え方だと、優しい人は罪悪感を抱くかもしれない。嫌いな相手であれど、人をゴミやカナブンも同じ扱いにするなんて。(卵パックとか、千切れた輪ゴムにしても良いのよ。)

　私は男子に対してだけこんな考え方をしている訳ではない。勿論、嫌いな女子だってわんさといるわ。

　例えば「お金出してくれる彼氏が欲しい～」と教室で言う女。

　うわぁ考えるだけで虫酸が走る。

　これはもう言わずともがな分かると思うので以下省略。


　長々と語ったが、つまりは重く受け止めなくて良いということ。
　相手は私にどうこう口出しする「権利」は有っても、私はそれをしなくちゃいけない「義務」を持ち合わせてる訳ではない。あなたはそんな下らないことで考えすぎなくて良いの。
「ちゃんと考えないと、社会に出てから大変よ？突き放すなんて考え方これからは通用しなくなるんだから。」と言われるかもしれない。

　嗚呼、知るかよって感じ。

　私は私で決める権利がある。

　誰かに悪口を言われて、「確かにそれはそうねw」と言われるかもしれない。

　あなたのその可愛らしいお口をミッ○ィーちゃんにしてあげないと♡って感じ。

　本当にこのぐらい気持ちが軽くなる。加えて誰も傷つかない。私はこの考え方になって何も後悔は無い。今のところ。

　嫌いな相手を物理的に消すなんて出来ないし、自分の心の中で鞭を打ってあげるしかない。自分の心の中でなら何をしたって良いのよ？

　マグマ遊泳させてみても良いし、G食べさせても良いし、マイクロプラスチック飲ませてあげても良いのよ。

　自分の人生をねじ曲げることしかできない人間のことなんて考えてるだけ無駄なの。もっと素敵な考え方に変換して心の中で＿＿しましょ。

　『鴛鴦の桔梗映え』が語りました♡
男女問わず、是非考え方の参考にしてみて下さいね。