文字サイズ変更

最高のクリスマス

#1

最高のクリスマス

受験生が書く小さな一つの物語、その物語は今のあなたと似ているかもしれません。それって、どんな気持ちですか?親はうざい、そう思ってませんか?そんなあなたも、この物語を読んでもう一度親のありがたみを一緒に考え直しませんか?




最高のクリスマス  



リンリンリンリン~
『今月はクリスマスか…』
私はこの時期が一番嫌い。
だって、高校生の私にはプレゼント
なんてないから…
『…この時期にあるのは期末考査と、懇談…
 それに、クリスマス彼氏もいないからボッチカー あぁいいな、中学生は気楽で
 高校生なんて、ほんとに疲れる、
 何が青春だよ。
 高校生楽しくないじゃん!!
 親も失敗だし…』
こんなことを思う十二月なぜなら
懇談をすでに終えていて成績で親
と喧嘩した最悪ともいえる十二月。
喧嘩の内容もそれほど重大なことではなく
ただ、私の成績が下がって口喧嘩をした、だけだ。
『ほんと、なんで素直になれないのかな、私は…
 ってもうこんな時間?帰りたくないけどそろそろ帰らないとね…』
重い脚を動かしながら家路に向かうい家の近くについたとき見覚えののある影が見えたお母さんだ。
家の前では、お母さんが寒い中ジャンバーを着て待っていた。
家について、弟に聞いてみると、私が出て行ってから、すぐにご飯の準備を終わらして、家の前で待っていたらしい、
1時間以上出て行って行ってたのに…なんかすごく申し訳ないな…
そんな思いをしながらリビングに行ってみる、
とそこには仕事が忙しくて今日は帰ってこれないと
思われていたお父さんの姿があった、
そして、そのお父さんの手には両手サイズの箱があって
『それ何?あ、兄弟へのクリスマスプレゼント?』
と聞いてみた、私は
(どうせお母さんか兄弟へだよね、わたしにプレゼンとなんてないし。)
しかし、そんな私の予想は外れた。
その箱は私に渡された。
両親にその箱を開けてみなさい、
と言われて開けてみたら、そこには、私がずっとほしかった
ヘッドホンと、アイパット式のパソコンが入っていた
『嘘、なんで?私には、もうないんじゃなかったの?』
そういうと両親は
「大切な娘にプレゼントがないわけないでしょ?
 サンタからはもらえないけど、
 いつも頑張ってるあなたにプレゼントよ?
 いつもお疲れ様。」
と優しく言ってくれた。
私は涙が止まらなかった。
だって親がこんなに私のことを思ってくれていたから。
この時私は改めて思った、
(あぁ、家族って大切だな
 一生かけて守ってあげたい)
そんなことを思っていた。
今年の冬は、家族のありがたみと、
親が娘に思っていた本当に気持ちがうち明かされ
最高の年末になったのだった。



2024/01/09 23:37

ゆき ID:≫6tXvJECw1ojHQ
小説を編集
/ 1

コメント
[4]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL