(こうちゃん視点)
山本「君たちもいよいよセンt…共通テストですね！」
畝地「ですね」
こう「そうですね〜」
林「受かるかはちょっと不安」
山上「行けますよ〜」
柳野「玖星高校目指します！」
山本「皆は優秀だな〜！」
山本先生が屈託のない笑顔をこちらに向ける


山本「僕は皆さんに謝らないといけないことがあります。」
？
山本「かつて九瑞高校を滅ぼしたのは僕です。」
え？
畝地「え、あの『死神』ですか…？」
山本「その通りです。」
辺りが騒然とする。
林と山上は顔を見合わせる。
じゃあ、林が死んだのも
山上が死んだのも
…山本先生のせい？
なんで？山本先生は、そんな事しない。…よね？
あの涙はなんだったの？
俺の心の傷をどうしてくれんの？
沸々と怒りの感情が湧き上がる


山本「ですが…」
山本「僕も絡繰られていたのです！」
こう「からくられる…？」
山本「操られていた…僕の本心じゃないってことです！」
柳野「ほ、ほう…いつぐらい前から？」
山本「20何年か前ですかね？」
相当長い期間だな…よく九瑞高校滅ばなかったな。


え、じゃあ何歳なんだろ？
こう「何歳なんですか(失礼)」
山上「失礼だよこうちゃん」
常識人の山上からの的確なツッコミ。
まーそうだよな…
山本「50歳くらい？」
山上「答えてくれた…」


山本「ま、まあとにかく！僕はいつもの性格なので！いつも通り接してね！」
they「は、はーい…！」