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平凡少女は異世界に行ったらチートになった様です。

#34

第10章『不思議の森の生物達』1話『妖精の村』

[明朝体]〜不思議の森〜[/明朝体]
魔王の拠点の場所が移動したらしい。その為、向かう方を変えた。私達は拠点に向かう途中で不思議の森を通る事になった。ここには、様々な種族の生物達が暮らしているんだって。
「この辺りには妖精が暮らしてるらしいね」
「妖精と私達のサイズ差がありすぎない?大丈夫?」
単純に妖精達が可哀想じゃないかな。妖精から見ると私達は巨人だもん。
「小さくなる魔法みたいなの無いの?」
「…あれかな」
『[漢字]小人化[/漢字][ふりがな]ドワーフィング[/ふりがな]』
補助魔法ね。とにかく私達は妖精達と同じくらいのサイズになった。ざっと10センチ。1日はこのサイズみたい。あ、魔法とかは使えるよ?
「村みたいなのがあるな。行ってみよう!」
マイロを先頭に、妖精の村に向かって行くことにした。
[明朝体][漢字]〜妖精の村〜[/漢字][ふりがな]フェアリービレッジ[/ふりがな][/明朝体]
村の名前素敵だね。
「こんにちは!」
声、わかるかなぁ。妖精の声が聞こえるとか話したとか言う人は居るみたいだけど。
「こんにちは!」
声が可愛い。鈴の様に可愛い声だよ。声を掛けてくれたのはピンク色のワンピースを着た、透き通った羽が生えている銀髪碧眼の可愛らしい少女?幼児かな。
「私は●●!よろしくね」
「僕はバジル。よろしくね」
「俺はマイロ。よろしくな」
「あたちはララ!よろちくね!」
赤ちゃん?幼児語を話してるね。可愛い!
「●●ちゃん達は何でここに来たの?ここはお客しゃんとかがあまり来ない場所なのに」
「私達は、暴れてる魔王って言う悪い奴を倒しに行くんだ。その途中で寄ってみたの」
「ちゅごいね!あたちも行きたい!着いて行っていい?」
あぁ、そう来るか。
[小文字]「私はいいけど」
「僕も良いよ」
「良いけど、親御さんに許可を取らなきゃまずいと思うよ」[/小文字]
マイロの意見通りにします、はい。
「ララちゃんのお母さんとお父さんは大丈夫かな?」
「…あたちのパパとママはあたちが小しゃいとき死んじゃったから。でももうあたちしゃびちくないよ!●●ちゃん達が居るもん!」
なんか重い感じだった…まぁララちゃんが寂しくないのが一番だからね。
「ララちゃんは何が出来るの?」
「んーとね、簡単なまほう!」
魔法!良いよね…!私も使ってるけど([漢字]全属性魔法師[/漢字][ふりがな]オールアトリビュートマジックユーザー[/ふりがな])、可愛いからOK!
「使ってみてくれる?」
「わかった!ダメージ!」
パァーッってキラキラした光がして、光が吹っ飛んでいった。その後になんかの悲鳴が聞こえた。モンスターに当たったのかな…?
「まだ出来るよ!うーんとね…あ、しょうだ![漢字]影の代理攻撃[/漢字][ふりがな]シャドー・プロクシー・アタック[/ふりがな]!」
ララちゃんの影が一人でに動いて、森の中に入って行った。その後にまた悲鳴が聞こえた。モンスターに当たったのかな…?
「よし!ララちゃん、一緒に行こう!そしてみんなで魔王を倒そう!」
「ありがと!●●ちゃん!あたち、ララがんばる!●●ちゃんとバジルくんとマイロくんと一緒にまおうを倒ちゅよ!」
「おー!」
私達はみんなで片手を振り上げた。と、言う訳で[漢字]妖精[/漢字][ふりがな]フェアリー[/ふりがな]のララちゃんが仲間になりました!

作者メッセージ

イェイ!仲間が増えました!妖精。他種族のキャラも出したくてですね。次はエルフの村に行きますよ!お楽しみに!

2024/02/24 19:47

まほ ID:≫rpoi0PiB/Rzt.
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