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天才ちゃんは左利き

#1

プロローグ

「ねぇ、[漢字]佐奈[/漢字][ふりがな]さな[/ふりがな]ってさー、ムカつかない?」
クラスの女子は、周りに聞こえるようにそう言ってケラケラと笑う。
「わかるー!なんかぁ、自分天才ですって雰囲気出してるよねー」
取り巻きの女子も共感しながら気味悪く笑ってる。
だがしかし、悪口を言われる本人は…
「あぁー。お腹空いたねー、あや」
全く傷ついている気配などない。

__これは、僕が彼女に振り回される、くだらないけど笑ってしまうお話。

作者メッセージ

水野志恩です!この度、新しく小説を連載させていただきます!
「異能消滅委員会」も忘れずにちゃんと更新していきますので、よろしくお願いします!

2024/01/13 22:00

水野志恩 ID:≫7tLEh4qnMjetA
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