聖地行きたいなぁ。
そう思って母に話した。
[小文字]●●[/小文字]「お母さん。ここ行きたい。」
[小文字]●●の母[/小文字]「ダメ。遠いでしょ。大人になったら行きなさい。」
毎回そうだった。


[斜体]〜飛ばして学校帰り〜[/斜体]
[小文字]友達[/小文字]「じゃーね」
友達と別れて横断歩道を渡った。
すると、

ｶﾞｼｬｰﾝ！

信号無視した車にぶつかった。
視界がぼやける。
ﾀﾋんだな。




[小文字]●●[/小文字]「──ん？」
目を覚ますと、見慣れた自分の部屋だった。
窓を開けてみると、景色が違うことに気づいた。

どこ⁈

すると、
[小文字]●●の母[/小文字]「●●ー。朝だよー。」
と声が聞こえた。

[小文字]●●[/小文字]「はーい。」


ご飯を食べ、学校に行く準備をする。
馴染み深い制服に着替えようとしたが、どこにも見当たらない。
[小文字]●●[/小文字]「お母さんー。制服どこー？」
[小文字]●●の母[/小文字]「これ！」
指を指したのは全く見覚えのない制服だった。

[小文字]●●[/小文字]「huh？」
[小文字]●●の母[/小文字]「今日から違う学校行くから。」

（早よ言え。）

[斜体]〜登校中〜[/斜体]
なぜか道は分かった。
知らない道なのに。

ん？見たことがある。
せ、聖地⁈
行きたかった聖地！
ま、そこは置いといて、学校だよ。

学校は推しが通ってた学校⁈
待ってスマホ。スマホ……
ってか無い！



めっちゃ飛びます。
転校生紹介が終わった後、席に座った。

隣は誰だろう。
と隣を見ると、
○○くん⁈

私は興奮して、
[小文字]●●[/小文字]「よろしく。」
と声をかけた。
すると、
[小文字]○○[/小文字]「よ、よろしく。」
と答えてくれた。