そろそろ告白してもいいかな。
そう思ってたときに、目眩がした。
ヤバい。現実に戻ってしまう。まだここに居たい。

目を開けるとそこは保健室だった。
どうやら私は倒れて保健室に運ばれたらしい。
隣には慎二くんがいた。
「大丈夫か？」
「うん。目眩がすると現実に戻りそうで怖いんだよね。」
「そっか。でもどうやってまだここにいるんだ？」
「目眩がして、でもここに居たいから自分の力？でまだここにいるんだ。」
「そうか。何でまだここに居たいんだ？」
「秘密。もう教室に戻っていい？」
「良いと思うよ」
私は教室に戻った。