前世の私の名前はマミ・コールウィッド｡

イーストン魔法学校っていう魔法学校の中でも結構名門にあたる学校の生徒だった｡

話せば長くなるんだけど、学生時代に世界滅亡寸前の所までいってさ、

その時に私が使える魔法が役立つからって、世界を滅亡させようとしてる悪の組織の親玉と戦うことになった｡

んで、その時修行でお世話になったのが知の神格者、ソフィナ様である｡

そんなソフィナ様が何故か、私の目の前に居る。お姿は少し幼くなってるけど、魔力の流れは変わっていない｡

これは、夢？

とりあえず、ほっぺたをつねってみる｡


……痛い｡

つまり、目の前のソフィナ様は……………現実！



真美『[大文字][大文字][大文字][大文字]ソフィナさまぁぁぁぁああ！[/大文字][/大文字][/大文字][/大文字]』

ソフィナ「マミ、ここは公共の場です。大声はお辞めなさい」

真美『あっ、すいません。つい嬉しくて……』

ソフィナ「それは私もです。ですが喜びを分かち合っている暇はありません。今は一刻も早く＿＿＿＿」

真美『早く？』



珍しくとても焦った顔でソフィナ様は私の手を引く｡

それをちょっと疑問に思いながらソフィナ様についていくと、途中で一瞬止まった｡

何だろうかと、思っていると空から凄まじい速さの剣の雨が＿＿＿＿

危ないので、慌てて私が使える最高位の防御魔法を私とソフィナ様に発動させる｡



真美『“プロテクッス”』



呪文だけで魔法が発動できるように練習しといてよかったー！

あっ、言い忘れたけど今の私は魔法使えます。なんならアザもあるけど、アザは魔力のある人には見えない見たいだから、

周りの人にはバレたことない｡



真美『ソフィナ様、お怪我はございませんか？』

ソフィナ「あなたの魔法のおかげて大丈夫です」



それは良かった。

ソフィナ様が傷付いたらバチバチにキレる所だったんだけど｡

というか、降ってきた剣の雨といい、近くに感じる魔力といいめっちゃ見覚えがあるんだけどなぁ〜

一体どこの戦の神格者だろうなぁ！！


多分、魔力コントロールの具合からしてソフィナ様を傷つける意図はないだろうけど、

けど、

けど、けど、さぁぁ！！


危ないでしょっ！私はいいとして、ソフィナ様が危ないでしょっ！！！