文字サイズ変更

緑谷双子妹は、転生の魔法使いです

#1


[漢字][/漢字][ふりがな][/ふりがな]私には前世の記憶がある。

というか、前々世の記憶もある。

前々世はただの普通のOL。

前世は魔法界という魔法至上主義の世界でそこそこ強い魔法使いとして生きてきたのだけど、

なんの因果か前々世と同じように、突然入ってきた男に滅多刺しにされて死んでしまった。

魔法使いなんだから自分でなんとかしろ?

いやいや、私は “そこそこ” 強い魔法使いなんで、自衛とか最低限なんですわ。


そういう訳で死んじゃった私は、永久の眠りに付くことなく何故か転生して、現在に至る。

今の名前は[漢字]緑谷[/漢字][ふりがな]みどりや[/ふりがな] [漢字]真美[/漢字][ふりがな]まみ[/ふりがな]!

7歳だよ!

気軽にまーちゃんって、呼んでね。


私が転生した世界は前世と違って魔法がない代わりに、「個性」と呼ばれる超能力を人類の8割がもっている、

びっくりな超人社会だった。

前々世よりも技術は発達してるし、生まれたての頃は驚いたな〜

でも、発達しているのは技術だけじゃないようだった。



「やぁーい!「無個性」のクソ女!ざーこ!」「あの子、「無個性」なんだって、可哀想」「こっち来んなよ!!「無個性」が感染るだろ!!??」「あれだけ虐められてるのに、なんで泣かないの??気持ち悪ぅ」



そう、前々世よりも遥かに意識格差は大きくなっていた。

前世の魔法界も似たようなもんだし、これでも人生3週目だからね。気にしないよ。

でもまぁ、子供って加減を知らないからいつも耐えてばっかじゃ流石に気が滅入る。



真美『[小文字]はぁ、せめても前世のソフィナ様に会いたいなぁ〜[/小文字]』

勝己「何言ってんだ「無個性」クソ女!!」

真美『……なににも。それより退いてよ、邪魔なんだけど』

勝己「あ゙あ゙!?邪魔なのはお前らだろ!!」

真美『(ダメだなこいつ、もう関わらないでおこっと、)出久、行こう』

出久「う、うん」



一応、幼馴染にあたる勝己くんは暇なのか私と、双子の兄である出久にいつもちょっかいを掛けてくる。

ウザいったらありゃしない。

いつもなら言い返すけど、そろそろ言い返すことすらめんどくさくなってきたので、

無視しようと思う。


だって、もういいでしょ。これ以上は私の許容範囲を超えたんだ。

いくら子供といえど、礼儀ってものが必要だと思う。

それに「無個性」が何なんだよ。別に人に迷惑かけなかったら何でもいいでしょうに。

はぁ、とため息をついてスタコラせっせと出久と一緒に歩き出す。後ろで何か騒いでるけど無視だ無視。

















??「見つけましたよ………!マミ!」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

かっちゃんの口調分かんねェ〜〜!!!!
誰か助けて!!

2024/05/17 12:18

君影 スズ ID:≫94SCXkg9r2d.U
続きを執筆
小説を編集
/ 5

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL