白銀の月~white silver full moon~
~第二次世界大戦~
1941年12月8日、大日本帝国軍は現ハワイ王国の真珠湾を攻撃、これにより空母3隻、戦艦8隻、巡洋艦4隻、駆逐艦6隻、潜水艦2隻と石油タンクを破壊し、さらに航空機約60機を破壊し、ハワイの米海軍は文字通り壊滅した。
真珠湾攻撃の翌日、大ゲルマン帝国、イタリア帝国がアメリカ合衆国に宣戦布告した。
アメリカ合衆国は単独での勝利を諦め、勝率を増やすために中華民国や、イギリス、フランスなどと新陣営『民主同盟』を設立した。
だが、中国軍閥の中で中華民国以外のすべての軍閥は大日本帝国の軍門に下り、残る中華民国は首都重慶を包囲されて兵糧攻めに遭い、海岸も大日本帝国に占領されておりアメリカからの武器供与もできない状態だった。
イギリスとフランスはドイツに対し頑固に抵抗するも、フランスはドイツの新たな戦法『[漢字]電撃戦[/漢字][ふりがな]blitzkrieg[/ふりがな]』の前に成す術もなく降伏し、イギリスはポーツマス上陸作戦で本土上陸をされ、英軍はブリテン島で玉砕し、首脳陣や王族はカナダへ亡命した。
1942年、ミッドウェー海戦が始まった。連日の攻撃に対して米海軍は再建も間に合わず、漁船に鉄板を張り付けた貧弱な駆逐艦まで動員するも、激戦を戦った聯合艦隊の前では何も出来なかった。これにより空母3隻、戦艦8隻、巡洋艦4隻、駆逐艦6隻、潜水艦2隻と石油タンクを破壊し、さらに米軍が本土から大急ぎで調達してきた航空機約300機を撃墜し、太平洋の米海軍は文字通り壊滅した。
1944年、日本はハワイへ大規模上陸作戦を開始し、ハワイに船団護衛のため来ていた戦艦大和を旗艦とする聯合艦隊が迎撃に来た米軍機をほぼ撃沈、大和の艦砲射撃によって、米軍基地のみならず、流れ弾によって市街地や山で火災が発生。基地を炎に包まれたアメリカは出撃すら不能となり、大日本帝国陸軍はオアフ島を占領。守備隊の所持していた武器・通信器全てや、軍の機密文書などを鹵獲し、アメリカ本土上陸作戦へ備えていた。
1944年6月3日、日本は前から研究していた原子爆弾(通称原爆)を完成させ、本土からハワイに原子爆弾「天照」が輸送され、日本は占領していたハワイから最新型爆撃機『[漢字]富嶽[/漢字][ふりがな]ふがく[/ふりがな]』を発進させ、ロサンゼルスを除く西海岸都市に連日爆撃を敢行。そして最後は、『富嶽』によってロサンゼルスへ原子爆弾を投下した(天照の怒り作戦)。アメリカの想像を絶する新兵器によりアメリカ合衆国は戦意を喪失、前月に日本占領下の[漢字]昭南[/漢字][ふりがな]シンガポール[/ふりがな]にて発令された『昭南宣言』に対し、アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの後継者のハリー・トルーマンに権限を与えられた自由同盟軍最高司令官、ダグラス・マッカーサーが調印、第二次世界大戦は終結した。
〜現在の世界〜
時は2026年、大ゲルマン帝国はマンフレート・ヒトラー総統の死期が近づき、各国家弁務官区では本土からの支配に耐えかね、レジスタンスによる独立運動が本格化してきた。イタリアでは社会主義革命が発生、イタリア帝国は同じく枢軸国を離脱したトルコ、スペインなどと『三頭連合』を結成したものの、国内はムッソリーニ派とアンチムッソリーニ派で分断されていた。もはや[漢字]イタリア帝国[/漢字][ふりがな]ローマの後継者[/ふりがな]の威厳はない。大日本帝国では[漢字]民主主義改革[/漢字][ふりがな]皇国の自由化[/ふりがな]が進んでいるが、保守派や右翼が反対している。大政翼賛会の終焉も時間の問題だろう。
~欧州地図~
[漢字]大ゲルマン帝国[/漢字][ふりがな]ナチスドイツ[/ふりがな]はベネルクス、ポーランド南部、ノルウェー、デンマーク、ウクライナ、バルト三国、モスクワを中心に旧レニングラード(現ルーデングラード)から旧スターリングラード(現アドルフグラード)を統治する国家弁務官区を設置、ベルギー、フランス北東部には元親衛隊指導者ラインハルト・ハイドリヒが統治するこの世の生き地獄以下の国家、親衛隊騎士団領ブルグントが設置され、枢軸国を解体、[漢字]大ゲルマン帝国[/漢字][ふりがな]ナチスドイツ[/ふりがな]の従属国は『統一条約』を設立した。
[漢字]イタリア帝国[/漢字][ふりがな]ローマの後継者[/ふりがな]はイギリス、フランスとの講和条約で地中海の旧ローマ帝国領のフランスイギリス植民地を獲得した。ナチスによる枢軸国解体を受け、イタリア帝国、イベリア帝国、新トルコ帝国を主軸とする、[漢字]地中海条約機構[/漢字][ふりがな]別名:三頭連合[/ふりがな]を設立した。
〜ヨーロッパの戦勝国説明〜
[太字]○大ゲルマン帝国[/太字]
ヨーロッパと西シベリア、アフリカ南部、北米東部を支配する西の超大国。別名『[太字]第三帝国[/太字]』。本土たるヨーロッパではフランス・イギリスを直接占領下に置き、国家弁務官区から富を搾取している。
国内の反ナチ派や民主主義者、穏健派は殆どが粛清されて徹底した人種主義国家になっており、他民族に寛容的な日本とは政策面でも対立している。コーカソイド、特にその中でもスラヴ人を自国・他国を問わずに集めており、近年ではそうした非アーリア人のみの[漢字]文明[/漢字][ふりがな]監獄[/ふりがな]を一から建設すべく月面移住計画など宇宙開発に執心しているが、財政難などで国は傾きかけている。
マンフレート・ヒトラーは死期が近づき、忠臣のゲールティエスが代理首相になっているが、これに批判的な人もおり、ヒトラーの死後には大規模な内戦が発生すると唱える学者もいる。
[太字]○イタリア帝国[/太字]
ヨーロッパ第二の大国。枢軸国の一員として戦勝国となり、バルカン半島とアフリカの北部・東部を与えられた。戦後の日独冷戦では不関与の姿勢を取っている。
名目上は三大戦勝国の一つで戦前のスローガン通り『新ローマ帝国』や『ドイツとの友好』を自称しているが、実際は三頭連合の盟主としてドイツに反抗的である。ムッソリーニ派は健在だが時の流れと共に勢力は衰え、孫娘のアレッサンドラ・ムッソリーニが総統に就任した際には国内はムッソリーニ派と反ムッソリーニ派に分断されていた。
〜アジア地図〜
大日本帝国はアメリカとの講和条約でアメリカ&カナダの太平洋沿岸地域を占領した。ドイツの枢軸国解体を受け、アジアの国々で構成される、大東亜共栄圏、または共栄圏と呼ばれる陣営を設立した。
大日本帝国は中華民国と中華軍閥が存在していた場所に傀儡政府を樹立、また香港や澳門を有する広東省を日本の保護領である広東国とし、満州と蒙古は独ソの講和会議の際、満州が外満洲、蒙古が共産主義モンゴルを併合した。
〜アジアの戦勝国説明〜
[太字]○大日本帝国[/太字]
第二次世界大戦の戦勝国であり、またアジアの覇者である。アジアと東シベリアを中心としたユーラシア大陸東部に加え、太平洋から北米大陸の西海岸にまで支配権を持つ東の超大国。直轄領は東アジアの一部だが、自国を中心とした大東亜共栄圏を通じて広大な領域を間接統治している。世界の覇権を巡ってナチス・ドイツら西側と対峙しており、豊かな財力をフル活用し、宇宙開発や南米など未開地の開拓、戦争で破壊されたインフラの復興、技術の進歩に力を注いでいる。
戦後太平洋合衆国に対し賠償金を支払ったことで太平洋合衆国内での嫌日感情も和らぎ、ナチスに比べて人種や民族には寛容で、ナチスが根絶を目指すユダヤ人や黒人にも同情的である。
〜アメリカ大陸〜
アメリカは降伏後、国が三分割され、西海岸は主人公が住む太平洋合衆国が置かれた民主派、指導者はドワイト・アイゼンハワー。日独の勢力圏の狭間に位置し中立を維持している大陸連邦、指導者はダグラス・マッカーサー。そして東海岸を拠点とする[漢字]アメリカ自由帝国[/漢字][ふりがな]ナチスの傀儡国家[/ふりがな]、指導者はドイツから派遣されたヘルマン・ゲーリング。そして旧メキシコを拠点とするメキシコ社会主義共和国、指導者はロシアから日本へ亡命し、その後メキシコで世界最後の社会主義国家を立ち上げたレフ・トロツキー。
〜アメリカ大陸の国家説明〜
[太字]○太平洋合衆国[/太字]
アメリカ合衆国の後継国であり、大東亜共栄圏の対等な加盟国。アメリカ西部とアラスカ、バハ・カリフォルニア半島を統治し、大統領は現地人が、首相は日本人や日系人が務める。人種や民族に対する差別政策がないため、東側からの亡命者やユダヤ人が多数居住している。
[太字]○アメリカ自由帝国[/太字]
ナチスが旧アメリカの東海岸に設置した最大の属国。首都はノイゲルマニア(旧ニューヨーク)。アメリカ東海岸とケベックを支配下に置き、政府高官はアーリア人のみが務める。初代総督のエルヴィン・ロンメルは、ドイツ本国の人種政策普及に消極的だったため1949年に解任されて太平洋合衆国に亡命、後任の総督となったハンス・ランメルスにより人種法が制定され、ユダヤ人・黒人迫害が本格化する。また、復興大臣に任じられたヒトラーお気に入りのアルベルト・シュペーアが復興を担当し、経済復興を成し遂げる。
一方で、自由帝国を支えるのは過酷な強制労働と搾取であり、あらゆる娯楽には政府の厳しい検閲が及ぶ。
[太字]○大陸連邦[/太字]
アメリカの敗戦後、日独両国の取り決めに基づき、ニューオーリンズからハドソン湾にかけて設置された国。日独どちらにも属さず、中立の姿勢を取っている。
1941年12月8日、大日本帝国軍は現ハワイ王国の真珠湾を攻撃、これにより空母3隻、戦艦8隻、巡洋艦4隻、駆逐艦6隻、潜水艦2隻と石油タンクを破壊し、さらに航空機約60機を破壊し、ハワイの米海軍は文字通り壊滅した。
真珠湾攻撃の翌日、大ゲルマン帝国、イタリア帝国がアメリカ合衆国に宣戦布告した。
アメリカ合衆国は単独での勝利を諦め、勝率を増やすために中華民国や、イギリス、フランスなどと新陣営『民主同盟』を設立した。
だが、中国軍閥の中で中華民国以外のすべての軍閥は大日本帝国の軍門に下り、残る中華民国は首都重慶を包囲されて兵糧攻めに遭い、海岸も大日本帝国に占領されておりアメリカからの武器供与もできない状態だった。
イギリスとフランスはドイツに対し頑固に抵抗するも、フランスはドイツの新たな戦法『[漢字]電撃戦[/漢字][ふりがな]blitzkrieg[/ふりがな]』の前に成す術もなく降伏し、イギリスはポーツマス上陸作戦で本土上陸をされ、英軍はブリテン島で玉砕し、首脳陣や王族はカナダへ亡命した。
1942年、ミッドウェー海戦が始まった。連日の攻撃に対して米海軍は再建も間に合わず、漁船に鉄板を張り付けた貧弱な駆逐艦まで動員するも、激戦を戦った聯合艦隊の前では何も出来なかった。これにより空母3隻、戦艦8隻、巡洋艦4隻、駆逐艦6隻、潜水艦2隻と石油タンクを破壊し、さらに米軍が本土から大急ぎで調達してきた航空機約300機を撃墜し、太平洋の米海軍は文字通り壊滅した。
1944年、日本はハワイへ大規模上陸作戦を開始し、ハワイに船団護衛のため来ていた戦艦大和を旗艦とする聯合艦隊が迎撃に来た米軍機をほぼ撃沈、大和の艦砲射撃によって、米軍基地のみならず、流れ弾によって市街地や山で火災が発生。基地を炎に包まれたアメリカは出撃すら不能となり、大日本帝国陸軍はオアフ島を占領。守備隊の所持していた武器・通信器全てや、軍の機密文書などを鹵獲し、アメリカ本土上陸作戦へ備えていた。
1944年6月3日、日本は前から研究していた原子爆弾(通称原爆)を完成させ、本土からハワイに原子爆弾「天照」が輸送され、日本は占領していたハワイから最新型爆撃機『[漢字]富嶽[/漢字][ふりがな]ふがく[/ふりがな]』を発進させ、ロサンゼルスを除く西海岸都市に連日爆撃を敢行。そして最後は、『富嶽』によってロサンゼルスへ原子爆弾を投下した(天照の怒り作戦)。アメリカの想像を絶する新兵器によりアメリカ合衆国は戦意を喪失、前月に日本占領下の[漢字]昭南[/漢字][ふりがな]シンガポール[/ふりがな]にて発令された『昭南宣言』に対し、アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの後継者のハリー・トルーマンに権限を与えられた自由同盟軍最高司令官、ダグラス・マッカーサーが調印、第二次世界大戦は終結した。
〜現在の世界〜
時は2026年、大ゲルマン帝国はマンフレート・ヒトラー総統の死期が近づき、各国家弁務官区では本土からの支配に耐えかね、レジスタンスによる独立運動が本格化してきた。イタリアでは社会主義革命が発生、イタリア帝国は同じく枢軸国を離脱したトルコ、スペインなどと『三頭連合』を結成したものの、国内はムッソリーニ派とアンチムッソリーニ派で分断されていた。もはや[漢字]イタリア帝国[/漢字][ふりがな]ローマの後継者[/ふりがな]の威厳はない。大日本帝国では[漢字]民主主義改革[/漢字][ふりがな]皇国の自由化[/ふりがな]が進んでいるが、保守派や右翼が反対している。大政翼賛会の終焉も時間の問題だろう。
~欧州地図~
[漢字]大ゲルマン帝国[/漢字][ふりがな]ナチスドイツ[/ふりがな]はベネルクス、ポーランド南部、ノルウェー、デンマーク、ウクライナ、バルト三国、モスクワを中心に旧レニングラード(現ルーデングラード)から旧スターリングラード(現アドルフグラード)を統治する国家弁務官区を設置、ベルギー、フランス北東部には元親衛隊指導者ラインハルト・ハイドリヒが統治するこの世の生き地獄以下の国家、親衛隊騎士団領ブルグントが設置され、枢軸国を解体、[漢字]大ゲルマン帝国[/漢字][ふりがな]ナチスドイツ[/ふりがな]の従属国は『統一条約』を設立した。
[漢字]イタリア帝国[/漢字][ふりがな]ローマの後継者[/ふりがな]はイギリス、フランスとの講和条約で地中海の旧ローマ帝国領のフランスイギリス植民地を獲得した。ナチスによる枢軸国解体を受け、イタリア帝国、イベリア帝国、新トルコ帝国を主軸とする、[漢字]地中海条約機構[/漢字][ふりがな]別名:三頭連合[/ふりがな]を設立した。
〜ヨーロッパの戦勝国説明〜
[太字]○大ゲルマン帝国[/太字]
ヨーロッパと西シベリア、アフリカ南部、北米東部を支配する西の超大国。別名『[太字]第三帝国[/太字]』。本土たるヨーロッパではフランス・イギリスを直接占領下に置き、国家弁務官区から富を搾取している。
国内の反ナチ派や民主主義者、穏健派は殆どが粛清されて徹底した人種主義国家になっており、他民族に寛容的な日本とは政策面でも対立している。コーカソイド、特にその中でもスラヴ人を自国・他国を問わずに集めており、近年ではそうした非アーリア人のみの[漢字]文明[/漢字][ふりがな]監獄[/ふりがな]を一から建設すべく月面移住計画など宇宙開発に執心しているが、財政難などで国は傾きかけている。
マンフレート・ヒトラーは死期が近づき、忠臣のゲールティエスが代理首相になっているが、これに批判的な人もおり、ヒトラーの死後には大規模な内戦が発生すると唱える学者もいる。
[太字]○イタリア帝国[/太字]
ヨーロッパ第二の大国。枢軸国の一員として戦勝国となり、バルカン半島とアフリカの北部・東部を与えられた。戦後の日独冷戦では不関与の姿勢を取っている。
名目上は三大戦勝国の一つで戦前のスローガン通り『新ローマ帝国』や『ドイツとの友好』を自称しているが、実際は三頭連合の盟主としてドイツに反抗的である。ムッソリーニ派は健在だが時の流れと共に勢力は衰え、孫娘のアレッサンドラ・ムッソリーニが総統に就任した際には国内はムッソリーニ派と反ムッソリーニ派に分断されていた。
〜アジア地図〜
大日本帝国はアメリカとの講和条約でアメリカ&カナダの太平洋沿岸地域を占領した。ドイツの枢軸国解体を受け、アジアの国々で構成される、大東亜共栄圏、または共栄圏と呼ばれる陣営を設立した。
大日本帝国は中華民国と中華軍閥が存在していた場所に傀儡政府を樹立、また香港や澳門を有する広東省を日本の保護領である広東国とし、満州と蒙古は独ソの講和会議の際、満州が外満洲、蒙古が共産主義モンゴルを併合した。
〜アジアの戦勝国説明〜
[太字]○大日本帝国[/太字]
第二次世界大戦の戦勝国であり、またアジアの覇者である。アジアと東シベリアを中心としたユーラシア大陸東部に加え、太平洋から北米大陸の西海岸にまで支配権を持つ東の超大国。直轄領は東アジアの一部だが、自国を中心とした大東亜共栄圏を通じて広大な領域を間接統治している。世界の覇権を巡ってナチス・ドイツら西側と対峙しており、豊かな財力をフル活用し、宇宙開発や南米など未開地の開拓、戦争で破壊されたインフラの復興、技術の進歩に力を注いでいる。
戦後太平洋合衆国に対し賠償金を支払ったことで太平洋合衆国内での嫌日感情も和らぎ、ナチスに比べて人種や民族には寛容で、ナチスが根絶を目指すユダヤ人や黒人にも同情的である。
〜アメリカ大陸〜
アメリカは降伏後、国が三分割され、西海岸は主人公が住む太平洋合衆国が置かれた民主派、指導者はドワイト・アイゼンハワー。日独の勢力圏の狭間に位置し中立を維持している大陸連邦、指導者はダグラス・マッカーサー。そして東海岸を拠点とする[漢字]アメリカ自由帝国[/漢字][ふりがな]ナチスの傀儡国家[/ふりがな]、指導者はドイツから派遣されたヘルマン・ゲーリング。そして旧メキシコを拠点とするメキシコ社会主義共和国、指導者はロシアから日本へ亡命し、その後メキシコで世界最後の社会主義国家を立ち上げたレフ・トロツキー。
〜アメリカ大陸の国家説明〜
[太字]○太平洋合衆国[/太字]
アメリカ合衆国の後継国であり、大東亜共栄圏の対等な加盟国。アメリカ西部とアラスカ、バハ・カリフォルニア半島を統治し、大統領は現地人が、首相は日本人や日系人が務める。人種や民族に対する差別政策がないため、東側からの亡命者やユダヤ人が多数居住している。
[太字]○アメリカ自由帝国[/太字]
ナチスが旧アメリカの東海岸に設置した最大の属国。首都はノイゲルマニア(旧ニューヨーク)。アメリカ東海岸とケベックを支配下に置き、政府高官はアーリア人のみが務める。初代総督のエルヴィン・ロンメルは、ドイツ本国の人種政策普及に消極的だったため1949年に解任されて太平洋合衆国に亡命、後任の総督となったハンス・ランメルスにより人種法が制定され、ユダヤ人・黒人迫害が本格化する。また、復興大臣に任じられたヒトラーお気に入りのアルベルト・シュペーアが復興を担当し、経済復興を成し遂げる。
一方で、自由帝国を支えるのは過酷な強制労働と搾取であり、あらゆる娯楽には政府の厳しい検閲が及ぶ。
[太字]○大陸連邦[/太字]
アメリカの敗戦後、日独両国の取り決めに基づき、ニューオーリンズからハドソン湾にかけて設置された国。日独どちらにも属さず、中立の姿勢を取っている。
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