〜万民堂〜
タルタリヤ「万民堂で良かったのかい？」
●●「はい、どうせタルタリヤさんは瑠璃亭とかに行きたかったんでしょうけど」
タルタリヤ「そんなことないよ、君と一緒ならどこでもいいからね☆」
●●「………そーですかぁ」
タルタリヤ「何か言いたげな顔だね」
●●「タルタリヤさんがずっと見てくるんで表情に困ってるだけです」
タルタリヤ 「見てるつもりはないんだけどね」
●●「…あーもう！料理冷めちゃいますから早く食べてください！」
タルタリヤ 「怒ってる顔もかわいいっ」
？「……[小文字]なあ、旅人あれって公子じゃないか？誰かと一緒にいるみたいだけど[/小文字]」
？「[小文字] 今は話かけない方が良さそうだね[/小文字]」

〜望舒旅館〜
？「おーい！魈〜！」
魈「？ああ、旅人にパイモン。璃月に来てたのか」
パイモン「久しぶりだなっ！この前万民堂のお食事無料券をもらってなぁ！すっごくおいしかったぞ！」
魈「万民堂か…」
空「ある人にもあった」
魈「ある人…？」
パイモン「お前は知らないかも知らないけど、タルタリヤってやつにあったんだぞ」
魈「タルタリヤ…どこかで聞いたことのあるような」
パイモン「あいつファデュイの執行官だからな、前の件にも少しは関わってたと思うぞ」
空「だから聞き覚えがあるのかも」
魈「そのタルタリヤとやらは1人でいたのか？」
パイモン「いや、誰かといるみたいだったぞ。どうしてそんなこと聞くんだ？」
魈「気になることがあってな…」
パイモン「ふーん、とりあえずオイラ達しばらくは璃月にいるつもりだからちょくちょく遊びにくるな、じゃあなー！」
魈「ああ、」
魈（……タルタリヤ、少し気になるな）

〜望舒旅館〜
タルタリヤ 「ここでいいの？」
●●「はい！ちょっとここに用があるので……お見送りありがとうございます」
タルタリヤ 「全然いいよ！またご飯行こうね。次は瑠璃亭で☆」
●●「そうですね、じゃあまた今度〜！」
そこら辺をぶらぶらしてると…
●●（……あっ！あの人…私を助けてくれた、どうしよう。話しかけようかな……今を逃したら今後一生会えないかも…よしっ！）
●●「…えっと………[小文字]あの[/小文字]」
助けてくれた人「………」
●●「…あの！」
助けてくれた人「！？」
●●「えっと、あの、」
助けてくれた人「なんだい？我は暇じゃないんだ。話があるなら手短にしてくれ」
●●「は、はい！あの、この前はありがとうございました！！」
タッタッタ💨
助けてくれた人「[小文字]手短にしすぎだ…[/小文字]」

〜自分の店〜
●●「はぁ〜お礼言えて良かったぁ。これで悔いはない！…なんてね」
助けてくれた人「…おい」
●●「！？」
助けてくれた人「驚いたか？」
●●「はい、驚きましたけど…なんでここに？」
助けてくれた人「特に理由はない。」
●●「え？」
助けてくれた人「我のことは気にせず過ごしてもらっていい。」
●●「はい」
助けてくれた人「…………」
●●「…………」
助けてくれた人「………」
●●「………あ、あの」
助けてくれた人「なんだ」
●●「暇じゃないんですよね？」
助けてくれた人「そうだが」
●●「じゃあここにいちゃまずいんじゃ」
魈「……それもそうだな。お前は我がここにいたら困るか？」
●●「いえ！そんなことはないですけど」
助けてくれた人「…だったら、暇になったらここへ来る。」
●●「え？」
助けてくれた人「え？ではない。じゃあな」
●●「………さようなら…」
●●（ん？どういうこと？？なんで私を助けてくれた人が暇になったらここへ来るの？少年っぽい見た目だったけど……貫禄もあったし…一体何者なんだろ）