二次創作
夢を追いかけて。
「徳さんたちはイイダ解体さんと合同で腕部肉剥ぎ」
「おう」
「損傷が少ない筋繊維は高槻開発が契約済み」
「三池班は引き続き骨洗浄
原型維持部に限り出雲デックスに」
「うす」
「吉村班は脚部解体
こっちは全廃棄」
「はい」
「新人は腸だ
ついてこい」
「はい」
(よっしゃザマーミロォォォォ!!)
「[太字]カフカも腸だ。あと○○も。ついてこい[/太字]」
「『[太字]俺も/私もかーい!![/太字]
二日連チャンすか!?』」
「君ら上手いじゃん腸作業。あと仲良いね」
『え??良くないケド???』
「やめて傷付く」
「[大文字]チクショーやってやらぁぁぁ!![/大文字]」
「(なんだかんだ立ち向かっていくんだよね彼
[小文字]・・・・・・[/小文字]
なれてればいい隊員になったろうなぁ
おかげで僕は助かってるけど)」
『ねぇ先輩??カフカ先輩はまぁ良いとして
「[小文字]良くないだろ!![/小文字]」
私とレノくんはかわいそうだと思わないカナ???』
「しょうがない、人が足りないんだから」
『ハァ……まぁいいや……
あ、レノくん?』
「?はい」
『[大文字]覚悟しておいてね??[/大文字]』
「……え」
[水平線]
(ククク…喰らってる喰らってる
俺もだけど……うぷっ)
『レノくん……大丈夫…?』
「いや…大丈夫じゃないっす」
『だよねーー…ハハ……笑い事じゃないケド…』
「……○○先輩は慣れてるんすか」
『いやぁ?全然。今も必死に死にそうなのを喋ることで耐えてる』
「…そうっすよね…」
「ん?お前持ってきたメシその弁当だけか
食わねーの?」
「ちょっと食えそーにないっす」
「だろーな……」
ぴちっ
「!」
「[太字]やる
食えるもんだけでも腹に入れとかねーと午後もたねーぞ[/太字]」
『そだぞーカフカパイセンからのご厚意有り難く受け取っときな![小文字]タダなんだし[/小文字]』
「おい」
「…俺はべつに大丈…」
「[大文字]あとこれもやる[/大文字]」
『………ハハ』
「[大文字]これ着けるとだいぶマシになる[/大文字]」
「いや…それはマジでいらな…」
「[大文字]遠慮ばっかしてねーでつけてみろオラァ![/大文字]」
「[大文字]やめ…先輩マジで
パワハラっすこれ!![/大文字]」
『っはは!ほれほれ〜レノくんつけりーや〜
着けたほうが身のためだぞ〜?』
「いやっ!ホントマジでいらないっす!!」
[水平線]
「おつかれー」
「お疲れっすー」
「お先〜」
「おーお疲れさーん!じゃーなー」
『カフカ先輩』
「お?」
『これで一番クサイのは終わり?』
「まぁ一番クッセェ過程は終わったかな」
『やったぁー』
「先輩」
『…あレノくん』
「市川
おつかれ
なんだ昼の仕返しひきやがったか」
「[大文字]おかげで初日のりきれました
ありがとうございました[/大文字]」
『……っふふ…素直だなぁ』
「ーー…おう」
「それだけっス
それじゃ」
「あ
それから」
「[太字]33歳未満に引き上げられますよ
防衛隊の募集[/太字]」
「少子化のあおりだとか
べつに他人の人生ですし勝手ですけど
諦めた話してる時
すげーさみしそうな顔してたから」
『っえ、そうなの??見たかったなぁ』
「……おい」
「いやマジでどーでもいいんで
俺の勘違いならエンリョなく諦めてくれていーんすけど
じゃ!」
『んはは!素直じゃないなぁ…』
「市川ーー…
ありがとな
お前思ってたより全然いい奴だな」
「だからそんなんじゃないってーー…」
グワアァアア!!!
『っぁ、』