.......逃げなきゃ
#1
鉄道 ホラー
その日は、残業時間が多く心身共に参ってる状態だった。「はぁ......」「もう.....明日でいいか」書類やら何やらを片づけて帰ろうとした時、ドアが開く音がした 「やぁ、川越こんな遅くまで残業かい?」「........」「川越?」「おーいかわごえー?」聞こえてないのか返事がない 「.....」「川越、寝てるの」「ホントに困った子猫ちゃんだなぁ......」りんかい線は少しずつ川越線の元に近づき優しく.....そっと抱きしめる。りんかい線は川越線の耳をかぷっと噛みつきそれと同時に舐め回す。川越線は顔を赤くし少し声をあらげた。時間を見ると深夜1時を過ぎていた。りんかい線は川越線をお姫様抱っこをしてそのままりんかい線の家に連れて帰る。もし、彼が起きてこっそり逃げ出さないように頑丈に鍵を閉めた後、川越を縛りつけそのままりんかい線も寝落ちした。「....30分後」「......んー」「ん...あっ.....ここ....は」川越線が目覚めた 隣には幸せそうにりんかい線が寝ている。川越線は異変に気づく なぜか体を縛られている 訳がわからなくもなんとかひもをとくことができた彼はりんかい線が起きないようにゆっくり部屋のドアを開ける。音を立てないように........ 「なんでりんかいの家にいるんだ....?」まだ眠気がとれてない川越線は廊下に倒れる。その時、足音が聞こえてくる。その音は徐々にこちらに近づいてくる。川越線は眠気の目を開いて見ると黒い制服を来た男性が無表情のまま立っていた。「あー起きちゃったか」川越線はその男がりんかい線だと気づく。「どこに行くの?川越.....」「り....りん.....かい」「.....やっぱり君はバカだねぇ....」体が重くて立てない川越線の上に乗ってカッターナイフを取り出し首を手にかけ喉に触れ、傷口をつけた。だんだん血がドバドバ流れていきりんかい線の手は赤く染まる。川越線は苦しそうにもがく。りんかい線はさらにナイフを喉の奥に刺す。それで喉の静脈瘤が破裂し血が滝のように流れ出てきた。川越線は激しく吐血し、口から大量の血を流し目は血が逆流したせいで真っ赤に充血していて、血が混じった涙を流す彼を見てりんかい線は不気味な笑みを浮かべた。りんかい線は川越線の口に唇を近づけ血をゴクゴク飲み干す。りんかい線は手の中に血液の水溜まりを作りじっくりと見つめてそのままがぶ飲み。最後に抵抗も少なくなった彼にりんかい線は「君が悪いんだよ」りんかい線は川越線の顔にゆっくりと近づき耳元で「大好き.....愛してるよ.....川越」その後、彼はカッターナイフで自身の喉を切り裂いた..........
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