私、吸血鬼救ってました...?
先生の話が終わり、直ぐに体育館へと向かう。うん本当シャオちゃんと離れててよかった。
そしたら校長先生の長いお話が始まったので一年生の中から、さっきの生意気野郎を探す。(助けてもらった恩を忘れるな)
見つけたわ。わかりやすっ、一年のくせに身長高いだろ。お前も、隣のやつも。仲良さげに喋ってるけどよぉ
そしたら見すぎたのか目が合って少し鼻で笑われた。ん?やるか?おいショッピくんよぉ
「最後に生徒会からの連絡です。」
あ、やっと終わった。生徒会、かあ。連絡って、そんな必要なもんか?てか、生徒会の仕事とか知らないし!
「「「キャー!」」」
『!?.....こ、鼓膜やぶれる......』
慌てて耳を抑える。どうやら生徒会長が前に立ったらしい。生徒会メンバーも後ろに控えている。あっシャオちゃんもいる。生徒会なんかな、生徒会って柄じゃないのに
見ていたら効果音が付くような目の合い方をした。......ここは営業スマイルで押し通すのだ!!
私が営業スマイルをした後、驚いて下を向き、また顔を上げた。一瞬笑ったようにも見えたが、気のせいだろう。
「新しく生徒会に入る者たちを紹介しよう」
生徒会長が言うと、出てきたのは何か見覚えがある奴で........
『キミ生徒会なの.....』
「新しく生徒会に入りました。一年ショッピ・イロニーです」
愛想も何もない無表情の、ショッピくん。でもこっちを見るのはやめてくれるかな
「同じく新しく生徒会に入ることになりました、チーノ・ガオナァと申します!皆様方よろしくお願いします!」
次はニッコニコのチーノ・ガオナァくん。あんな笑って疲れないのだろうか.......表情筋鍛え上げられそ......
「以上、生徒会からの連絡は終わる」
少なくない?そんなもんなの?生徒会って?
もちろん生徒会が退場室行く中でも体育館内は騒がしい。さっきの一年生がかっこよかった、目が合った、〇〇様〜などなど
始業式はこんなにうるさいものだっただろうか?
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