二次創作
イカれたメンバーを紹介するぜ!
side ヒノ
「今日はメイドの日だよ!!」
私がそう告げると、みながこちらを振り向く。カノは実に興味がなさそうに「へェ、そうなのかい。」と顔もあげる事なく言葉を放った。
「という事で、カノとクイ。ちょっと…[漢字]メイド服[/漢字][ふりがな]これ[/ふりがな]、着ようか?」
彼らのサイズに合わせたメイド服を取り出して見せると、興味深そうに好奇の表情を浮かべるカノ。悪ふざけが結構好きだからかやる気であろうクイ。うん、どちらも着てくれるだろう。
「二人とも、着替えておいで!」
二人にその服を投げ渡す。ちゃんとキャッチしてから、どんな衣装なのかと眺め始める。すると、ノアが口を開いた。
「へェ? 中々面白そうな事をしているじゃないか。」
ノアはによによと笑いながら二人を見つめる。二人の女装姿を見るというものは初めてな為、なんやかんやで興味があるのだろう。
「おお、待ってますよ! 二人とも!」
愉快そうにレノは笑いながら二人を送り出す。
「ええ、もちろんでございます。」
「…フム、これも小説を書く為には必要か…。」
クイは躊躇がない。カノも、小説の為ならばと割り切る事が出来たようだしこれで完璧だ。彼らがどう着こなすのか、想像するだけで心躍る。
・・・
「着替えてまいりました、ヒノ様。」
ぺこりと頭を下げてから、クイはこちらへ近づいてくる。中々に似合っているではないか。
「おお、似合っているよ。クイ。」
クイは照れる様子も見せずに、「お褒めいただき光栄です。ヒノ様。」と私に対して頭を下げた。二人の女装姿を待ちわびrていたノアとレノも、けらけらと笑いながら、クイを見つめる。
「おお…中々じゃないかい? いいと思うよ。」
「クイ兄貴、ちゃんと着こなせてますね!」
きゃいきゃいと笑いながらノアとレノはクイを取り囲んだ。すると、がちゃりとドアを開ける音が響く。
「うーん…興味深いね! 楽しくなってきたよ!!」
ちゃんと着こなせているのか心配なようで、カノは何度も何度も確認をする。初めてメイド服を着たからか多少テンションが上がっているようだ。早速ペンを握り始めている。どんな小説を書こうとしているのか、少々気になるがまぁいい。
「二人とも似合っているね…どうせならば、写真を撮ろうか。ほら、二人とも。ちゃんと横に並んで。」
二人を並ばせたものの、身長差がありすぎる。間近のツーショットが撮れない。この事を告げてみると、カノが口を開く。
「…どうせならば、お姫様抱っこでもすればいいんじゃないかい? クイ、頼んだよ。」
カノはクイに身体を明け渡そうとする。クイは、身長に彼の身体を持ち上げた。軽々と彼は持ち上げられ、カメラ目線でダブルピースを向ける。
「うん、うん! いいんじゃないかい?」
女装メイドが女装メイドを持ち上げている姿、とても不思議ではあるが映える写真であった。
「クイ兄貴、やっぱり力持ちっすね!」
ずっとわくわくと眺めているレノ。その瞳はきらきらと輝いており、とても楽しそうだ。ノアも、無言ではあるが愉快そうな表情を浮かべている。
「ほらほら二人共~! 撮るよ! はい、チーズ!」
ぱしゃり、とシャッターを切る音が聞こえた。スマートフォンに保存された写真は、二人の男がメイド服を着ている不思議なものだった。だが、それはきっと思い出となるもの。
こんな風に、こいつらと馬鹿騒ぎしている時が一番楽しいのだ。馬鹿らしくとも毎日こんな日々が続いていけばいい。
「今日はメイドの日だよ!!」
私がそう告げると、みながこちらを振り向く。カノは実に興味がなさそうに「へェ、そうなのかい。」と顔もあげる事なく言葉を放った。
「という事で、カノとクイ。ちょっと…[漢字]メイド服[/漢字][ふりがな]これ[/ふりがな]、着ようか?」
彼らのサイズに合わせたメイド服を取り出して見せると、興味深そうに好奇の表情を浮かべるカノ。悪ふざけが結構好きだからかやる気であろうクイ。うん、どちらも着てくれるだろう。
「二人とも、着替えておいで!」
二人にその服を投げ渡す。ちゃんとキャッチしてから、どんな衣装なのかと眺め始める。すると、ノアが口を開いた。
「へェ? 中々面白そうな事をしているじゃないか。」
ノアはによによと笑いながら二人を見つめる。二人の女装姿を見るというものは初めてな為、なんやかんやで興味があるのだろう。
「おお、待ってますよ! 二人とも!」
愉快そうにレノは笑いながら二人を送り出す。
「ええ、もちろんでございます。」
「…フム、これも小説を書く為には必要か…。」
クイは躊躇がない。カノも、小説の為ならばと割り切る事が出来たようだしこれで完璧だ。彼らがどう着こなすのか、想像するだけで心躍る。
・・・
「着替えてまいりました、ヒノ様。」
ぺこりと頭を下げてから、クイはこちらへ近づいてくる。中々に似合っているではないか。
「おお、似合っているよ。クイ。」
クイは照れる様子も見せずに、「お褒めいただき光栄です。ヒノ様。」と私に対して頭を下げた。二人の女装姿を待ちわびrていたノアとレノも、けらけらと笑いながら、クイを見つめる。
「おお…中々じゃないかい? いいと思うよ。」
「クイ兄貴、ちゃんと着こなせてますね!」
きゃいきゃいと笑いながらノアとレノはクイを取り囲んだ。すると、がちゃりとドアを開ける音が響く。
「うーん…興味深いね! 楽しくなってきたよ!!」
ちゃんと着こなせているのか心配なようで、カノは何度も何度も確認をする。初めてメイド服を着たからか多少テンションが上がっているようだ。早速ペンを握り始めている。どんな小説を書こうとしているのか、少々気になるがまぁいい。
「二人とも似合っているね…どうせならば、写真を撮ろうか。ほら、二人とも。ちゃんと横に並んで。」
二人を並ばせたものの、身長差がありすぎる。間近のツーショットが撮れない。この事を告げてみると、カノが口を開く。
「…どうせならば、お姫様抱っこでもすればいいんじゃないかい? クイ、頼んだよ。」
カノはクイに身体を明け渡そうとする。クイは、身長に彼の身体を持ち上げた。軽々と彼は持ち上げられ、カメラ目線でダブルピースを向ける。
「うん、うん! いいんじゃないかい?」
女装メイドが女装メイドを持ち上げている姿、とても不思議ではあるが映える写真であった。
「クイ兄貴、やっぱり力持ちっすね!」
ずっとわくわくと眺めているレノ。その瞳はきらきらと輝いており、とても楽しそうだ。ノアも、無言ではあるが愉快そうな表情を浮かべている。
「ほらほら二人共~! 撮るよ! はい、チーズ!」
ぱしゃり、とシャッターを切る音が聞こえた。スマートフォンに保存された写真は、二人の男がメイド服を着ている不思議なものだった。だが、それはきっと思い出となるもの。
こんな風に、こいつらと馬鹿騒ぎしている時が一番楽しいのだ。馬鹿らしくとも毎日こんな日々が続いていけばいい。