二次創作
イカれたメンバーを紹介するぜ!
「あぁ…。」
「一生呪うぜノイローゼ!」
・・・
side ヒノ
私達は、ホームレスだ。色々あった結果こうなってしまったのだが、気にする必要はない。右を見てみると、ぼろぼろの薦を被って寝ているノアと、ちょこんと私と同しように正座しているカノが見える。お金を入れる為の缶をわざわざ作って、今日も待ち望んでいる。どうせ恵んでくれるわけがないのに、こうやって待ち望んでいる姿は実に滑稽なのだろう。小銭すら、いや目もくれない。あげる気がないのが明らかだ。目をくれたとて、無駄な期待をしてしまうからダメなのだが。私も、自身の家がほしい。彼らはあるというのに。
・・・
もう日が暮れてきた。人通りも少なくなってくる。眠い。だが寝れない。今日も行くところがないが、衝動のみが主張している。今も、昔やられてしまった凶行を思い出す。トラウマでまともに動けないだなんて、どれだけ愚かなのだろう。もう失うものはない。だから、あの時のあの苦しみを味わわずにいれる、という事は幸せなのかもしれない。
・・・
「…はあ。」
ゴミ食べ生きる虫ケラなように、地べたを這いずって生きるしかないのだろうか。お金があったらどれだけ幸せだったのだろうか。
・・・
今日も歌う。お金を恵んでくれるかもしれないから。見もしない希望を待っていたって、無駄な事には気がついているはずなのに。どん底上等。論より証拠。誰か助けてくれやしないものか。そうやって他人にすがる事しか出来ない自分が気持ち悪い。誰かにへーこらするのは嫌いだが、生きる為にはしょうがない。上辺は不健康に見えているだけ。きっと社会不適合者の私達も彼らもいつかは死んでしまうのだろう。意味もなくこんな事を考えている時が、一番自身を公的出来る気がする。同情するならばお金がほしい。そう思っていると、いつのまにか石が飛んでくる。そこで私の意識は途切れた。
side カノ
「えっ。」
ノア兄さんとワタシのマヌケな声がぽろりとこぼれ落ちる。誰かに石を投げられて、死んでしまったのだろう。これはもう、助からない。だらだらと無抵抗に血は流れ出るばかり。無益の同情はいらない。ならば、誰か助けてくれ。誰か一人でも欠けたら、生きていけないというのに。この遺体をどこかに捨ててしまうと、きっとワタシ達は後悔する。なので、布を全身に被せ、そこに顔を描く。そして首を縄で縛る。てるてる坊主が出来上がる。邪魔にならないよう、ワタシ達とは少し離れた場所に設置した。
・・・
今日も朝が来る。ノア兄さんがうとうとしているのを放っておいて、私はとあるものを買いに行った。こんな生き恥晒して、なにが楽しいのだろうか。意味が分からない。今思うと、こんなワタシ達のようなホームレスが蔓延しなくてよかったのだろうなとつくづく実感出来る。その日を暮らせるだけのお金もなにもない。真面目な人達に馴染めない、不適合者だからないのだ。
・・・
買ってきたが、ずっと口から言葉がこぼれ落ちるばかり。ノア兄さんがこちらを怪訝な瞳で見つめている。呪い音色すらも鳴りやまず。死に損ない。そしてワタシは出来損ない。どうればちゃんと生きられるのだろうか。大して頭もよくない。もう助からないのだろう。
・・・
「…。」
びちゃびちゃ、と汚い水音を立てて吐瀉物が落ちる。またふとした時に吐いてしまった。ご飯も食べれていないからか、出てくるものは胃液だけ。また、服に吐瀉物が付着してしまった。地面に落ちた吐瀉物に自分の顔が写る。見たくない。あの時のトラウマがまた蘇ってくる。このまま、一生苦しめばいいのだ。
・・・
ワタシは、買ってきた薬物を刺そうとしている。つまりは、自殺だ。これで楽になれる。曇っている空はワタシの情緒と少し似ている。幻聴すらも聞こえるようになってしまった今、救いはない。どうせ生きていたとて、無礼者だのなんだの暴言を吐かれるだけだ。ワタシは覚悟を決め、そのまま注射を自分の腕に刺した。あと気がかりなのは、ノア兄さんぐらいだろうか。すまない。
side ノア
「!? か、カノッ!?」
いつもの嘔吐とはわけが違う。ぐったりとして地面に寝転んでいる。話しかけてもカノは応答してくれない。これからわたしはどうすれば。目の前で死んでいるカノの現実を受けいれつつ、さらなる絶望が襲ってくる。もう、発狂してしまいたい。その前に、カノもヒノ兄さんとお揃いにしてあげよう。
・・・
歩き疲れてきた。どうすればいいのだろう。わたしはそのまま地面にへたりこみ、眠りかけていた。そんなところに、男達が三名ほどよってくる。
「…!?」
・・・
下半身がぐちゃぐちゃで気持ち悪い。そういう事、目当てだったのだろう。実に無様なこんな人生で、ひねくれたままずっと、孤独を一人で生きてしまうのだろうか。わたしは。
「…たすけて。」
もう傷つきたくない。消耗なんてしたくない。雨は降りしきるばかり。てるてる坊須賀あるというのに雨が降るだなんて。どれだけ皮肉なのだろうか。ぽろぽろと涙があふれてくる。雨なのか、涙なのかもなにもかも分からない。所詮は本能的に嘘を吐いている虚言壁にすぎんあい、という事を今やっと自覚した。赤の他人も通りすがりもみんなわたしだけ無視する。きっとただの神経症なだけ。めっぽう弱いのに、わざわざ強がって。なにもかも、嫌いだ。ずっと息が詰まるように辛い。もうこんな事やめたい。だが、もう後戻りは出来ない。頭を抱えてわたしは自然と泣いている。誰も気になんてしないという事を見て、わたしはこの社会にいらないものだとさらに自覚した。
『あぁ…誰か助けてノイローゼ!』
「一生呪うぜノイローゼ!」
・・・
side ヒノ
私達は、ホームレスだ。色々あった結果こうなってしまったのだが、気にする必要はない。右を見てみると、ぼろぼろの薦を被って寝ているノアと、ちょこんと私と同しように正座しているカノが見える。お金を入れる為の缶をわざわざ作って、今日も待ち望んでいる。どうせ恵んでくれるわけがないのに、こうやって待ち望んでいる姿は実に滑稽なのだろう。小銭すら、いや目もくれない。あげる気がないのが明らかだ。目をくれたとて、無駄な期待をしてしまうからダメなのだが。私も、自身の家がほしい。彼らはあるというのに。
・・・
もう日が暮れてきた。人通りも少なくなってくる。眠い。だが寝れない。今日も行くところがないが、衝動のみが主張している。今も、昔やられてしまった凶行を思い出す。トラウマでまともに動けないだなんて、どれだけ愚かなのだろう。もう失うものはない。だから、あの時のあの苦しみを味わわずにいれる、という事は幸せなのかもしれない。
・・・
「…はあ。」
ゴミ食べ生きる虫ケラなように、地べたを這いずって生きるしかないのだろうか。お金があったらどれだけ幸せだったのだろうか。
・・・
今日も歌う。お金を恵んでくれるかもしれないから。見もしない希望を待っていたって、無駄な事には気がついているはずなのに。どん底上等。論より証拠。誰か助けてくれやしないものか。そうやって他人にすがる事しか出来ない自分が気持ち悪い。誰かにへーこらするのは嫌いだが、生きる為にはしょうがない。上辺は不健康に見えているだけ。きっと社会不適合者の私達も彼らもいつかは死んでしまうのだろう。意味もなくこんな事を考えている時が、一番自身を公的出来る気がする。同情するならばお金がほしい。そう思っていると、いつのまにか石が飛んでくる。そこで私の意識は途切れた。
side カノ
「えっ。」
ノア兄さんとワタシのマヌケな声がぽろりとこぼれ落ちる。誰かに石を投げられて、死んでしまったのだろう。これはもう、助からない。だらだらと無抵抗に血は流れ出るばかり。無益の同情はいらない。ならば、誰か助けてくれ。誰か一人でも欠けたら、生きていけないというのに。この遺体をどこかに捨ててしまうと、きっとワタシ達は後悔する。なので、布を全身に被せ、そこに顔を描く。そして首を縄で縛る。てるてる坊主が出来上がる。邪魔にならないよう、ワタシ達とは少し離れた場所に設置した。
・・・
今日も朝が来る。ノア兄さんがうとうとしているのを放っておいて、私はとあるものを買いに行った。こんな生き恥晒して、なにが楽しいのだろうか。意味が分からない。今思うと、こんなワタシ達のようなホームレスが蔓延しなくてよかったのだろうなとつくづく実感出来る。その日を暮らせるだけのお金もなにもない。真面目な人達に馴染めない、不適合者だからないのだ。
・・・
買ってきたが、ずっと口から言葉がこぼれ落ちるばかり。ノア兄さんがこちらを怪訝な瞳で見つめている。呪い音色すらも鳴りやまず。死に損ない。そしてワタシは出来損ない。どうればちゃんと生きられるのだろうか。大して頭もよくない。もう助からないのだろう。
・・・
「…。」
びちゃびちゃ、と汚い水音を立てて吐瀉物が落ちる。またふとした時に吐いてしまった。ご飯も食べれていないからか、出てくるものは胃液だけ。また、服に吐瀉物が付着してしまった。地面に落ちた吐瀉物に自分の顔が写る。見たくない。あの時のトラウマがまた蘇ってくる。このまま、一生苦しめばいいのだ。
・・・
ワタシは、買ってきた薬物を刺そうとしている。つまりは、自殺だ。これで楽になれる。曇っている空はワタシの情緒と少し似ている。幻聴すらも聞こえるようになってしまった今、救いはない。どうせ生きていたとて、無礼者だのなんだの暴言を吐かれるだけだ。ワタシは覚悟を決め、そのまま注射を自分の腕に刺した。あと気がかりなのは、ノア兄さんぐらいだろうか。すまない。
side ノア
「!? か、カノッ!?」
いつもの嘔吐とはわけが違う。ぐったりとして地面に寝転んでいる。話しかけてもカノは応答してくれない。これからわたしはどうすれば。目の前で死んでいるカノの現実を受けいれつつ、さらなる絶望が襲ってくる。もう、発狂してしまいたい。その前に、カノもヒノ兄さんとお揃いにしてあげよう。
・・・
歩き疲れてきた。どうすればいいのだろう。わたしはそのまま地面にへたりこみ、眠りかけていた。そんなところに、男達が三名ほどよってくる。
「…!?」
・・・
下半身がぐちゃぐちゃで気持ち悪い。そういう事、目当てだったのだろう。実に無様なこんな人生で、ひねくれたままずっと、孤独を一人で生きてしまうのだろうか。わたしは。
「…たすけて。」
もう傷つきたくない。消耗なんてしたくない。雨は降りしきるばかり。てるてる坊須賀あるというのに雨が降るだなんて。どれだけ皮肉なのだろうか。ぽろぽろと涙があふれてくる。雨なのか、涙なのかもなにもかも分からない。所詮は本能的に嘘を吐いている虚言壁にすぎんあい、という事を今やっと自覚した。赤の他人も通りすがりもみんなわたしだけ無視する。きっとただの神経症なだけ。めっぽう弱いのに、わざわざ強がって。なにもかも、嫌いだ。ずっと息が詰まるように辛い。もうこんな事やめたい。だが、もう後戻りは出来ない。頭を抱えてわたしは自然と泣いている。誰も気になんてしないという事を見て、わたしはこの社会にいらないものだとさらに自覚した。
『あぁ…誰か助けてノイローゼ!』