- 閲覧前にご確認ください -

第一に、この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

この小説は『【参加型】今後、類を見ないほどの栄光を!!!』という作品のスピンオフになります。許可は取っておりますのでご安心ください。

ご本家様は必ず周回してください。

この作品は「欲望の書き合わせ」です。ご都合展開などお見苦しい場面が多々あると思われます。そして、キャラクター達が喋る内容は過激なものが多く、人によってはそういう意思があるのかと思われるものもあるかもしれません。了承できる方はご閲覧ください。第三話・第七話にて、下ネタも含まれます。直接的な表現はありませんが、第三話にて一人えっちの事後だと思われる描写が含まれます。第七話は、性行為を表すS〇Xが入りますので、ご注意ください。
番外編3にて、ヒノくん×モブ(死体)の軽いBL表現が含まれます。ご注意ください。
注意書きは常に増える可能性があります。

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二次創作
イカれたメンバーを紹介するぜ!

#14

番外編4 (クイくんが)怖い話

 今、このだだっ広いリビングにはボク様しかいない。カノ様が小説の参考にすると言ったホラー映画を五人みんなで見てインスピレーションが湧いたとの事。誰も驚かない挙句誰も表情一つ動かさない。そもそもノア様もカノ様もヒノ様もボク様も誰も彼もが怒りを表していたのだ。あまりにもイラついてしまったため、ボク様は怒りすぎで椅子をまた破壊し唯一怒っていなかったレノは、つまらなかったのか開始三十分ほどで寝てしまっていた。怖いと評判の映画だったのだが、少し残念だ。

「…暇だなァ。」

 そういえば、ノア様から『面白いから読んでみて。』と貸していただいた小説をまだ読み切っていなかった。一度部屋に戻って読もう、とソファーから立ち上がるとぴんぽーん!!と家中にチャイムが鳴り響いた。きっとヒノ様が洋服でもまた購入されたのだろう、と玄関の扉を開けるとそこには下まつげが異様なほどに長い男が立っていた。いや、違う。下まつげが異様に長いのではない。目が百八十度に真っ逆さまになっているのだ。まさに化け物。こんな野郎がこの世界にはいるのか。そう気づき、そしてボク様は反射的にこう叫ぶ。

「このボク様がこれ如きでビビると思っていたのかキサマァッ!!」

 ボク様はまた反射的にそいつを蹴り上げていた。自分がこれ如きでビビる軟弱者と思われたのだ。そうだと思った瞬間、無性に腹が立ってき気づいたら化け物と思われる男を何度も何度も蹴っていた。血は少しも出ない。恐らく幽霊なのだろう。幽霊は実体がないので物をすり抜ける。ならば、物に触れる時があるならばそれは実体化している時。チャイムを推す事が出来たというならば、今は実体化している時。だから殴れるのだろう。

「このボク様がキサマのようなッ!! 犬のクソよりもウス汚いキサマにッ!! ビビって腰を抜かすとでもッ!! 思ったのかッ!? さっさと答えやがれェッ!!」

 幽霊は口一つ開かない。なんだこいつは。なにをしたかったのだろうか。そしてずっと休まず蹴っていると、幽霊はいつの間にか消えてしまっていた。辺りを見回してもあの男らしき人物は瞳に映らない。

「幽霊如きがこのボク様を驚かそうとしたのが間違いだったなァ…フン。」

 驚かそうとしたのがボク様がだったのは実に幸運だ。ノア様、カノ様、ヒノ様のうちの誰かを驚かしていたのならば、容赦はしていなかっただろう。まあとりあえず、ノア様とカノ様とヒノ様に危害が及ぶ前にあいつを追っ払う事が出来てよかった。ついでに除霊出来ていたらいいものの、どうだろうか。まあ、この街にはあんな舐め腐った幽霊が出没するのだ。一応、ノア様にもカノ様にもヒノ様にもレノにも報告はしておいた方がいいだろう。

作者メッセージ

思い付きで書いたものになりますね。なので少々短いです。ちなみにこの話の元ネタは実はあり、一度怖い話を友人間で言い合った時のものとなります。

ちなみにホラー映画にガチギレはわたくしめの実話になりますね。ついでにホラー映画で開始三十分で爆睡もわたくしめの実話になります。

追記:ちょっとだけ暴言を変えました。

2025/01/11 18:02

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