二次創作
イカれたメンバーを紹介するぜ!
今、このだだっ広いリビングにはボク様しかいない。カノ様が小説の参考にすると言ったホラー映画を五人みんなで見てインスピレーションが湧いたとの事。誰も驚かない挙句誰も表情一つ動かさない。そもそもノア様もカノ様もヒノ様もボク様も誰も彼もが怒りを表していたのだ。あまりにもイラついてしまったため、ボク様は怒りすぎで椅子をまた破壊し唯一怒っていなかったレノは、つまらなかったのか開始三十分ほどで寝てしまっていた。怖いと評判の映画だったのだが、少し残念だ。
「…暇だなァ。」
そういえば、ノア様から『面白いから読んでみて。』と貸していただいた小説をまだ読み切っていなかった。一度部屋に戻って読もう、とソファーから立ち上がるとぴんぽーん!!と家中にチャイムが鳴り響いた。きっとヒノ様が洋服でもまた購入されたのだろう、と玄関の扉を開けるとそこには下まつげが異様なほどに長い男が立っていた。いや、違う。下まつげが異様に長いのではない。目が百八十度に真っ逆さまになっているのだ。まさに化け物。こんな野郎がこの世界にはいるのか。そう気づき、そしてボク様は反射的にこう叫ぶ。
「このボク様がこれ如きでビビると思っていたのかキサマァッ!!」
ボク様はまた反射的にそいつを蹴り上げていた。自分がこれ如きでビビる軟弱者と思われたのだ。そうだと思った瞬間、無性に腹が立ってき気づいたら化け物と思われる男を何度も何度も蹴っていた。血は少しも出ない。恐らく幽霊なのだろう。幽霊は実体がないので物をすり抜ける。ならば、物に触れる時があるならばそれは実体化している時。チャイムを推す事が出来たというならば、今は実体化している時。だから殴れるのだろう。
「このボク様がキサマのようなッ!! 犬のクソよりもウス汚いキサマにッ!! ビビって腰を抜かすとでもッ!! 思ったのかッ!? さっさと答えやがれェッ!!」
幽霊は口一つ開かない。なんだこいつは。なにをしたかったのだろうか。そしてずっと休まず蹴っていると、幽霊はいつの間にか消えてしまっていた。辺りを見回してもあの男らしき人物は瞳に映らない。
「幽霊如きがこのボク様を驚かそうとしたのが間違いだったなァ…フン。」
驚かそうとしたのがボク様がだったのは実に幸運だ。ノア様、カノ様、ヒノ様のうちの誰かを驚かしていたのならば、容赦はしていなかっただろう。まあとりあえず、ノア様とカノ様とヒノ様に危害が及ぶ前にあいつを追っ払う事が出来てよかった。ついでに除霊出来ていたらいいものの、どうだろうか。まあ、この街にはあんな舐め腐った幽霊が出没するのだ。一応、ノア様にもカノ様にもヒノ様にもレノにも報告はしておいた方がいいだろう。
「…暇だなァ。」
そういえば、ノア様から『面白いから読んでみて。』と貸していただいた小説をまだ読み切っていなかった。一度部屋に戻って読もう、とソファーから立ち上がるとぴんぽーん!!と家中にチャイムが鳴り響いた。きっとヒノ様が洋服でもまた購入されたのだろう、と玄関の扉を開けるとそこには下まつげが異様なほどに長い男が立っていた。いや、違う。下まつげが異様に長いのではない。目が百八十度に真っ逆さまになっているのだ。まさに化け物。こんな野郎がこの世界にはいるのか。そう気づき、そしてボク様は反射的にこう叫ぶ。
「このボク様がこれ如きでビビると思っていたのかキサマァッ!!」
ボク様はまた反射的にそいつを蹴り上げていた。自分がこれ如きでビビる軟弱者と思われたのだ。そうだと思った瞬間、無性に腹が立ってき気づいたら化け物と思われる男を何度も何度も蹴っていた。血は少しも出ない。恐らく幽霊なのだろう。幽霊は実体がないので物をすり抜ける。ならば、物に触れる時があるならばそれは実体化している時。チャイムを推す事が出来たというならば、今は実体化している時。だから殴れるのだろう。
「このボク様がキサマのようなッ!! 犬のクソよりもウス汚いキサマにッ!! ビビって腰を抜かすとでもッ!! 思ったのかッ!? さっさと答えやがれェッ!!」
幽霊は口一つ開かない。なんだこいつは。なにをしたかったのだろうか。そしてずっと休まず蹴っていると、幽霊はいつの間にか消えてしまっていた。辺りを見回してもあの男らしき人物は瞳に映らない。
「幽霊如きがこのボク様を驚かそうとしたのが間違いだったなァ…フン。」
驚かそうとしたのがボク様がだったのは実に幸運だ。ノア様、カノ様、ヒノ様のうちの誰かを驚かしていたのならば、容赦はしていなかっただろう。まあとりあえず、ノア様とカノ様とヒノ様に危害が及ぶ前にあいつを追っ払う事が出来てよかった。ついでに除霊出来ていたらいいものの、どうだろうか。まあ、この街にはあんな舐め腐った幽霊が出没するのだ。一応、ノア様にもカノ様にもヒノ様にもレノにも報告はしておいた方がいいだろう。