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【参加型】奇病棟

#7

#6 忘れられてしまう少年

_____忘れられるのがこんなに怖いことだとは思わなかった。
自分は覚えてるのに、周りは覚えていない。
まだ、そこまで症状は進行してないけどいつかそうなるかもしれないと言われ、怖かった。けど、”奇病棟”は楽しくて、そんな恐怖も薄れていった。
泡を吐くたび、メモに書いた。
今日はどんな色だったか、どんな匂いだったか。
”泡吐き病”になってから、日記も書くようになった。
思い出を振り替えれるように。
妹が心の支えになってくれて、棟での生活も楽しくて。
ある日、妹の歌を聞いていると新しい人が来るって言われた。
来たのは俺と同い年の女の子。”花咲病”らしい。
その顔は本物の人形みたいで、少しだけ怖いって思った。
だけどそれ以上に、仲良くなろうとも思った。

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作者メッセージ

雪月華りゆるさんの「雪月華りゆる」くんを出させていただきました!

2024/08/13 19:49

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