二次創作
煽りスキルが高い人は、煽りスキルが高い人に振り回されるって知ってる?
[太字]ファンなんて簡単な言葉じゃない[/太字]
shpdis
俺には大好きな人がいる。それは小学五年生、マイクラ実況者YouTuberの「○○」さん。
最初は、ロリやからって見ただけやけど、本格的にハマりまして.....
性格も、小悪魔なのも、煽りが得意なのも、でもちゃんと優しいのも、照れると関西弁になるところ、全部、ぜんぶ好き
最近では、ブロマイドは3万円以上入れたし。だってあれノーマルもレア枠も、レアにQRコードついてるやつあるとか、シークレットあるとか言い張るんですもん。
そりゃ買うでしょ。まぁ、QRコード付きで音声聞いてみたら主に自己紹介で、最後「大好きだよっ♡」なんて言うもんですから、普通に危なかったですわ。
シークレットは2枚で、目覚ましボイスと、おやすみボイス。本当引いて良かった。
ノーマルもノーマルでギャルピとか、プリクラ風とか、ハートとか......ねこみみ、とか........ロリコンとしてというか、「○○ファン」として、普通にグッときた
もちろんア○メイトで売られるの決定した時は、すぐ買いに行った。
行って正解してやったと思う。マイクラスキンでも、実写の方でもグッズ売られとったし。
1番グッときたのが、ツインテールでスカートを履いて照れとるところ、缶バッジも、アクスタも、カードも、全部買った。
普段スカート履かん理由が分かって、ずっとニヤケとった。
小学生にガチ恋なんて、ましてやYouTuberになんて「アホなんか」って思ったけど、やっぱ好きで。いつか、○○さんに会えたらな、って思ってたら
コトコト....
新メンバーが来る音がして、
「んじゃ、扉開けるよ」
○○さんのことばっか考えとったからか、○○さんの幻聴が聞こえて
ガチャ
??「初めまして〜」
き、て.....
俺は新メンバーの顔を見た瞬間、とりあえず、部屋の角に行って、
他の人には聞こえない声で
shp「う、嘘やろ......なん、で○○さんが、おんねん......」
??「お、来たで」
??「あれ、男....?ん、女子?」
立派な可愛い女の子でしょ!アホなんですか!!って心ん中でキレとったんやけど、
○○「どっからどう見ても可愛い女の子ですけど〜?ども、○○でーす、よろしくお願いしまーす」
思うてた事を○○さんが全部言うてくれて
○○さんの、マイクを通さない声が聞こえて
○○「ていうか、みなさん自己紹介しましょーよ」
これ、なんかの幸せすぎる夢か?って思うてた。けどよくよく考えてみたら、「グループに入ることになった」って言うてたし、そん時は「俺たちだったらええのに」って思ってて
でも、現実になるとは思わんくて
??「そうやな、俺はトントン。」
tn「好きな呼び方でいいで」
○○「はい、トンさんりょーかいです」
あー、「トンさん」って、かわええなぁ.....
??「はいはーい!次俺な?」
ut「鬱って言うんやけど、「鬱先生」とか「大先生」とか呼ばれてる!」
大先生には、近づかんといて欲しい。この人、経験人数二桁いっとるとか言っとった。中学生やろ
○○「大先生、りょーかい」
あ、タメ語や。安心したわ。
○○さんがタメ語の時って、警戒しとる時が多くて、やっぱり○○さんやから、動画見て、大先生がどんな人かわかっとんのやな。安心安心
ut「なんかさっきと対応違くない!?」
ざまぁみろ
○○「はは、大先生〜僕がタメ語で話すのは警戒してるからなんですよ?」
あ、予想合っとった。てか、警戒されんのロリコンの俺じゃ?
tn「うっそ!俺警戒されとんの!?」
ふっ、ざまぁ
??「まぁ、大先生中学生やからって言うて、危ないからな.....」
はい、ロボロさん正解
○○「はい、ロボロさん正解」
あっ、ハモった
rdr「あれ、名前知っとんの?」
○○「一応動画見させてもらってるもんで」
rdr「なるほどな!」
○○さんってやっぱえらいんよな
まあ、見てる分には栄養すぎて、でも直視できへんかったからチラ見しとって
そしたら○○さんがこっち見て、近づいてきて
○○「ていうか、ショッピさんどうしました?」(ショッピに近づく)
まさか、こっちに近づいてくると思わんくて、いざ目の前にしたら本物やって、常識のことを感じて
shp「ぇ、あっ、○○、さん.....ほん、もの」
多分、俺は変なこと言うとるし、めっちゃ狼狽えてると思う。けどしゃあないと思う。推しを目の前にしたら、好きな人を目の前にしたら、こんなんになると思う
○○「あー、なるほどぉ.......誰が来るとか教えてもうてなかったんですね」
多分、俺が○○さんのファンってことを思い出して、少し笑って、「あ、これ好きやわ」って呑気なこと思いながら
shp「ほんとに、○○、さん.....」
一応確認して
○○「はい、○○でーす。ショッピさんどもー」
推しに名前呼ばれて、少し意地悪な笑顔向けられて心臓停止するかと思った
rdr「あー、そうか。ショッピ、○○ちゃんのファンやったな」
ut「えっ、うっそぉ!マジ!?」
そんな2人の会話なんて耳にせんくて、俺は一歩後ろに下がる。
そしたら○○さんは前に出てくるから繰り返す。
一旦、いったん、距離を、
そしたら、○○さんがいつの間にか小悪魔みたいな顔したとおもたら
不安そうな目で、上目遣いで、俺に近寄って
○○「なんで、ショッピさん離れるんですか...?僕のこと、嫌い...?」
とか言うてくるもんやからふつーに死ぬかと思った。
○○さんの動画全部見とるからわかる、配信も見とるから分かる、演技やろ?これ。
でも、俺は頭が回らなくて、ただ○○さんに嫌われたくなくて、○○さんに好きって、嫌いじゃないって伝えたくて出てきた言葉は
shp「ぅ、あ、や.....きらいや、ないんですけ、ど、」
そんな、はっきりせえへん言葉で
そしたら○○さんは
○○「嫌いじゃないなら、なんで離れるんですか....やっぱりめんどくさい、ですか.....?」
少し落ち込んだ様子で、でも楽しんでる顔で、(ファンやからわかるんよ?)
めんどくさいなんて思ってへん!むしろ、そこも好き、大好き。
それを伝えるほど今の俺には余裕がなくて、
shp「そんな、めんどくさい、なんて思ってない、です....!」
って、やっとのことで言った
○○「なら良かったです!ちょっと揶揄いすぎましたね〜ごめんなさいっ」
やっぱ、揶揄っとったんやな。でも、推しに揶揄われたて少し嬉しい気分もあって、変態なんか、俺
??「え、ちょっと待って。さっきの全部演技なん...?」
そうですよ、女優なれますよね
○○「え、はい。まあ、本当にファンだってことがわかって嬉しかったですね〜♪」
ファンなんて言葉で収まりきらんよ
??「自分女優いけるって」
本当ですよ
○○「女優の道は考えたことないですかね。はい、自己紹介再開しましょ?」
そう言ってまた自己紹介は再開した
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