ねぇ、私　あなたが嫌いなの
あなたの優しさに触れるたび　周りの邪悪を知る

ねぇ、私　あなたが嫌いなの
あなたの優しさが　私を傷つけたの

でもね、私　あなたが好きなの
あなたの優しさに触れるたび　この世の愛を知る

でね、私　あなたが好きなの
あなたの優しさが　私を絆した

生まれた頃からずっといっしょで
誰がいなくなっても　あなたとだけはずっといっしょ
ときどき嫌いにもなるけど
あなたが守ってくれたから　私は生きてこれたわけで
やっぱり私は　あなたが好きよ

あなたは優しいけど　周りは嫌い
私とあなたは違うのに　周りは私を否定するから
それを言われるたび　あなたは
「私と君は違うよ、好きに生きてもいいんだよ」
と言う

あなたが大好き　好き好き大好き
だけどもあなたが　私の基準になる
あなたがものさしで　私はえんぴつ
しょせん私は　追いかけるしかないのね

あなたが大嫌い　いやいや大嫌い
あなたの優しさが　私を傷つける
あなたが消しゴムで　私はえんぴつ
かき消されちゃうのね　私の思い