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能力屋の魔女

#7

魔女の店7 死刑囚メイラ3

能力屋の店には、閉店の看板がかかていて、人間のお客様は入れないようになっている。
その扉の向こうではマリアージュが自身の机を埋め尽くすほどの膨大な資料を読んでいた。
(まずは、死刑囚メイラについての情報集め。) 
マリアージュは、攻撃魔法など戦闘用の魔法は得意ではない。
ゆえに、使える情報をいまのうちに蓄えているのだ。
それに、死刑囚メイラは脱獄した後、どこに逃げたのかわかっていない。

「ふー。」
一通り、情報を見た後ため息をついた。
「何かわかったかい?」
アイカイックは、マリアージュが調べている間に仲間と連絡を取ったりしていた。
死刑囚メイラは、魔法妨害結界をされた後、魔法を使えないよう特別な手錠をかけられていたらしい。
「普通に考えて、この状況から、脱獄するのは不可能ね。
可能性は二つ。
一つ目は、魔法警察の中にスパイもぐらがいる。そいつがメイラを逃がした。
二つ目は、外部から、痕跡を消せるような凄腕の魔法使いが助けた。
仲間がいると考えたほうが自然よ。」
「そうだな。」
「それと、おそらく魔王が関与していると思うんだけど。」
「そこまで、よくわかったな。メイラから、詳しく聞かせてもらうはずだったんだけど。」
魔王―
古くから存在する、魔法の権力者。
国を治める王とは違い、力の象徴。

その昔、魔法界はアルカ国と、セレンディ国の二つに分かれていた。
両国の王は、何度も争い反乱や戦争を起こした。
その時に、アルカ国は、セレンディ国に対抗するために強い者を集めた。
その者たちが戦い勝った暁には、権力を与えるとアルカ国、国王は言った。
それが、魔王であるー





作者メッセージ

なんか、めっちゃ観覧数増えてる!
読んでくれた人ありがとぅ。

2024/06/14 16:01

暁月 ID:≫ 04RCb8FeX23Wk
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