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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#62

#62 決着

__五人が様々な状況下に置かれている中、花火は鼻歌を歌いながら、騒がしいピノコニーの街を歩いていた。
「アレヴァーナちゃんとシャーレちゃん、今どうなってるのかなー?」
花火は、彼女たちの事が気になっているようだ。
「うーん、様子を見に行ってもいいけど…そうするとカンタレラと会う事になるから面倒くさいんだよなー」
あいつと会うなんて無理無理!と、花火は小さく首を横に振りながら言う。
花火とカンタレラ、この二人は、どのような関係なのか。花火は、小さく呟く。
「……彼の事、好きじゃないのになぁ」

[水平線]
「お前、なんでそんな銃を……!」
「隠していたに決まっているだろう」
シャーレ__の見た目をした彼は、そう言ってカンタレラをじっと見つめる。その視線は刃のように鋭く、カンタレラは思わず怖気づく。
「な、なんだよ……お前らの所有物は、[漢字]拐[/漢字][ふりがな]さら[/ふりがな]った時にすべて持ってったはずだ!」
「そうか。……教えてやろう。お前は一つ、決定的な失敗をしていた」
シャーレはカンタレラにゆっくりと近づく。
「…………」
二人の様子を、ただ見ている銀狼。彼女は警戒態勢を保ち続ける。シャーレは銀狼に見向きもせず、カンタレラに向かってこう言い放つ。
「お前の失敗、それは」
その瞬間、彼女は素早くカンタレラの元へと近づき、銃を彼の胸に向けて放つ。
「自分の持っている物を大事にしなかった事だ」
「なにっ……!」
放たれた弾丸は、カンタレラの胸元に見事命中した。カンタレラはうずくまり、小さくうめき声を出す。
「シャーレ…!お前」
「我は"シャーレ"ではない」
シャーレらしき者は、続けてこう言った。
「我はシルヴェスター。シャーレのためならば、どこまでも敵を倒しに行く、彼女を守る者だ」
そう言ってシャーレ__シルヴェスターは、カンタレラをひと蹴りした。
「……そう、かよ」
最後にそう言ったカンタレラ。彼の呼吸は、時間を掛けて弱くなっていって。
遂に彼は、意識を失った。

[水平線]
戦いが終わり、廃墟には静寂が残る。なんとも言えない雰囲気の中、銀狼はシルヴェスターに声をかける。
「ちょっと、シルヴェスター……!」
「おい、そこの女」
一連の状況を見ていた銀狼。何かを言いかけるが、その言葉は、シルヴェスターが遮った。
「な、なに……」
「感謝する」
予想外な言葉に、銀狼はきょとんとした表情を浮かべる。
「は……?何言ってるの」
「シャーレとアレヴァーナを守ったお前の勇姿、我は見ていた。見事なものだった。もう一人の男もだ。お前らの行動は、称賛に値する」
彼の口から出る言葉は、嘘ではなかった。本当に感謝をしていたのだ。
「…あっそ」
銀狼は、色々な感情が混ざっていて、何を言えばいいか分からなかった。そして彼女から咄嗟に出た言葉は、適当な相槌。
「お前には、いつか礼をしなければいけないな」
「お礼なんていらないよ。私は……ただ、面白い事をしようとしただけ」
「そうか」
異様な雰囲気は止まること無く、この部屋の中をぐるぐると回り続ける。
「ところでさ、シルヴェスター」
「なんだ?」
「シャーレを守るとか言ってたのは…一体なんなの?」
「ああ、それか。お前には教えてやろう」
シルヴェスターは、軽く咳払いをした後に、銀狼と視線を合わせて口を開く。
「我とシャーレの関係、それは__」

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作者メッセージ

お久しぶりです。もう更新頻度に関しては何も言わない事にしました。毎話その話をしても、なんだかだるいので。
この一ヶ月で、私のリアルでは色々な事がありました。小説を書く時間もあまり取れず、こんなにも期間が開いてしまいました。ごめんなさい。
この物語は絶対に完結させると決めているので、これからはきっちりとやっていこうと思います。
一ヶ月ぶりの更新なので、小説の雰囲気など、少し変わっているかもしれません。読み慣れない感じになっていましたら、ごめんなさい。


スタレの世界観分からないけども、シャーレの能力ってこんな感じのやつで良かったのかな……。そもそもスタレ世界に弾丸って概念あるのかな、まぁそれはあるか……。
本当にスタレは詳しくないので、この物語を書いている時は常に悩み事をしています。頭がとにかく弱いので、スタレ特有の難解で入り組んでいる話が理解できない…。もっともっと精進します。


登場人物
花火
銀狼
カンタレラ
シルヴェスター

2024/08/22 06:15

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

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