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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#57

#57 攻撃

「カンタレラ……!」
そう、彼が来たのだ。こんな四人で話し合ってるわけだから、声が聞こえてきたのだろう。
「逃げ出そうって事かよ…あぁ、そういう事かよ」
彼の乾いた笑いは、[漢字]寂しそうな気がした[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・[/ふりがな]。
「いいぜ、それで。逃げろよ…」
意味深長な彼の言葉に、この場に居る四人全員が困惑の表情を浮かべる。
「…?」
「何……?」
「カンタレラ………?」
「……?」
皆が、口々に似たような思いを出す。
そして、刹那。
「__!危な
「逃げられるもんならなぁ!」
シャーレの警告に被せ、カンタレラは一気に攻撃を始めた。彼の左手には、謎の液体が入った瓶。そして右手には、手頃なサイズの刃物が握られていた。いつの間に持ったのだろうか。
「まずはお前だぁ!」
「銀狼さん!」
この四人の中ではまず最初、銀狼さんが攻撃対象となった。だけど、彼女はサッと攻撃を[漢字]躱[/漢字][ふりがな]かわ[/ふりがな]す。まるで、身軽な蝶のように。
「今のうち!逃げて!」
「敵の前で指示を出すか?間抜けがよぉ!」
カンタレラは、一気に攻撃的な男となった。ちょっと前までは、こんな人では無かったのに。
…まぁ、カンタレラの思いなんて私は知らないし、知る由もない。誘拐犯に思いやりを期待するのも、ちょっと馬鹿げてる話だけどさ。
「シャーレはどうするんだい?」
「私は良いです!一人でも!」
「分かった」
シャーレとアベンチュリンさんが、数回言葉を交わした。そしてその後、アベンチュリンさんは私の元へ。
「さぁ速く、逃げよう」
「えっ、あ…!」
突然に、彼の美しい顔が近づいた。ドギマギして、つい言葉を無くしてしまう。
この状況だから、腕を回せば良いのだろうか、でもそれじゃ、触れる…。
早くしなければいけないのに、胸の高鳴りのせいで、でどうすればいいか分からない。いや、分かっていたのだが、全てが吹っ飛んだ。
「ほら、腕を回して。早く」
彼も私を急かす。ええいままよ、とやりたい所だが、乙女のデメリットだろうか。
「う、うえ…!」
「アレヴァーナ!早く!」
「アレ……、リベルタ!あなただけでも!」
一名から偽名で呼ばれたが、そんな事、今は気にならない。二人から言われてしまったのだから、私は勇気を出して、アベンチュリンさんと一緒に逃げ出した__。

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作者メッセージ

皆さん、本当にすみません!昨日の更新が無かったの、本当に本当に申し訳ありませんでした!!
理由なのですが、昨日は夜までの用事があって…。用事で疲れて寝たら朝になってました。昨日は一文字も小説を書いていません。ちくしょう。


…まぁ…こうなってしまったので…。
毎日投稿、やめます。予想以上に早いやめです。たった一日ですね。
いや、まぁ「毎日」じゃなくなるだけで、高頻度での投稿はお約束するので!
これからも、どうかよろしくお願いいたします!


登場人物
アベンチュリン
銀狼
カンタレラ
シャーレ
アレヴァーナ

2024/06/21 22:26

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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