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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#51

#51 少女

__それから、しばらく黙っていると、誰かの足音が聞こえた。足音からして、カンタレラだ。
「……うーん」
だが、その次に聞こえたのは、少女の声だった。
そう、聞き覚えのある、あの可愛らしい、毒をはらんだ少女の声だ。
「…!」
「花火……?」
「あ、よしよし!二人ともしっかり居るんだねー!」
笑顔で彼女はそう言った。
「…どうしてここに」
シャーレは、彼女のことを睨み、そして見つめている。憎悪がこもる目で。
「えー?全く、そんなに睨まくてもいいのにー」
頬をふくらませる彼女は、純粋でいじらしい少女に見えた。だけど、その姿はどこか狂気的で、どこか危うさを感じる。
「んーっとね、居る理由はー……。あ、ダメだ。やっぱり言うのやめる!ごめんねー!」
「てへっ」なんて、舌を出してわざとらしく言う花火に、私はただ、恐怖を感じていた。どうしてここに居るのか、どうして理由を言わないのか。それが、とても怖い。
「……そう」
シャーレは、睨んでいるのが疲れたのか、少し諦めも混じったような表情で、彼女を見ていた。
「あ、じゃあ私帰るね!また今度来るからねー!」
そう言って、場をかき乱すだけかき乱し、花火は帰った
「なんだったんだろうね、あの人」
「ね」
あの人が帰ったあと、私達は数回言葉を交わして、黙りこくった。
「……変な人」
シャーレは一言そう言い残すと、目を閉じて、寝る真似をした。

[水平線]
それからいつぐらい時間が経ったのか。しばらくすると、カンタレラがまた帰ってきた。この男は、毎回どこに行っているのだろうか。
「おう、お前ら。聞きてぇことがある」
「…はい」
「さっき、花火とかいう女は来なかったか?」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

今日時間遅い&短くてすみません。内容もわけわかめだし。後で多分もう1話投稿するのでゆるしてね…。


登場人物
花火
アレヴァーナ
シャーレ


2024年6月15日追記
加筆修正をいたしました。

2024/06/14 23:43

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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