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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#50

#50 目逸

「__アベンチュリンさんのこと好きでしょ」
「…………は?」
予想外、なんて言葉がぴったりだった。
家庭環境とか、そんな話が来るのか、なんて思っていたので、とにかく予想外すぎる質問だった。頭が止まる。
「いやいや……、えっとさ、この状況でそんなこと聞くの?聞いていいの?」
「いいんだよ、私強いし。体動かせないけど」
「じゃあ意味ないんだって。体動かせなかったら意味ないのよ」
「あそっかぁ」
あっけらかんといった表情を浮かべているシャーレ、なんとも変な女。
「でさ、結局好きなのかーい?」
「いや……、その、それはさ…」
正直に「大好きだ」というのも、かなり恥ずかしいので、目をそらして言葉を濁す。
まだ本人にも思いを伝えていないのに、先にシャーレに言うなんて、個人的には、かなりはばかられる行為だと…思う。
「へー…、じゃあ好きじゃないの?」
「いや、恋愛的にじゃないっていうか…?」
「なるほどねー、分かった。そういう事にしといてやるさー」
先程のカンタレラの真似をして、シャーレはそういった。あれ、この子こんなムカつく子だったっけな…。

[水平線]
「えーっと、次はこっち!」
「いつ着くんだい…?」
シャーレとアレヴァーナが、しょうもない話をしていた時。いっぽうアベンチュリンと銀狼は、彼女らのもとへと走っていた。
「……アレヴァーナ…!」
「シャーレ…!」
走りながら、二人は彼女らの名前を呼ぶ。二人の足音と、乱れた息のせいで、名前を呼ぶ声は聞こえなかった…。

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作者メッセージ

50話突破ですね。いやっほい。


登場人物
アベンチュリン
銀狼
シャーレ
アレヴァーナ

2024/06/13 22:38

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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