- 閲覧前にご確認ください -

この小説はオリ主が登場します。苦手な方はお気をつけください!

文字サイズ変更

ギャンブラー、あなたに賭けます。

#46

#46 重々

「__起きて、起きてアレヴァー…!」
「ん…。あれれ、シャーレ?」
あれから、どれぐらいの時間が経ったのか、私にはわからない。
ただ、気づいたときには、私はシャーレの隣で、謎の毛布に包まれていた。体が丸まってもいた。一体いつの間に。
「なに平和そうに起きてんの…。やばいよ、この状況」
「うん、分かる。やばい…」
体を動かそうとしたが、しびれがあり立てない。シャーレと話したり、ここはどこか考えたほうが、まだ懸命なようだ。
「というかさ、誰なの?こんな場所に、シャーレを連れてきたのは」
「えーっと……、うん。色々あるの。ごめんね、巻き込んじゃって」
「にしても、ミイラ取りがミイラになっちゃったよ。困るな…」
「というか、アレヴァー大丈夫?その、暗所恐怖症とかさ、あったじゃん」
「ああ大丈夫、ちょっと前に慣れたので」
「そ、そう…」
実際のところ、私は今の状況が、すごく怖かった。暗所恐怖症とかではなく、この状況が怖かった。
だから、シャーレととりあえずの会話を交わす。ああ、こんな状況でも、彼女は眩しい。彼女は、私が一番尊敬する人だ。
「はぁー…。にしても、本当にごめん。巻き込んじゃって。来なくても良かったのに」
諦めたような、悲しい笑顔でシャーレは言った。
彼女はいつも、人に迷惑をかけるのを過度に怖がっている。多分今も、そんな感情なんだろう。
「大丈夫。私が助けたくて助けたの。気にしないでよ!」
シャーレの悲しみを、少しでも減らそうと、私は微笑んで言った。しびれのせいで、あまりいい笑顔はできなかったと思う。
だけど、その時。
「おいおい、何のんきに喋ってんだよ…?」

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

閲覧数800突破ありがとうございます。最近あまり書けてなくてすみません。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。


登場人物
シャーレ
アレヴァーナ

???(不明)

2024/06/09 23:42

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
続きを執筆
小説を編集
/ 63

この小説はコメントオフに設定されています

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL