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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#31

#31 逃亡

「どこから出られるんだこれ…!もう窓突き破っちゃう?」
「突き破らない!」
「じゃあ壁壊しちゃう?」
「壊さない!!」
私とシャーレは、家?の中を駆け回り、外に出られる場所を探してた。絶対にあるはずなのだが、二人共焦っていたのもあり、見つけるのがとても難しかった。
「えーっとどこだ…」
「早くしないと花火さん来ちゃう!」
家中をとにかく走り回って、外につながるドアを見つける。簡単な事なのだが、こういう事態ともなると、混乱しているので、かなり難しかった。
「んー……。あ、ここだ!!アレヴァー、やっと外出れるよ!!」
ついに、ここから出ることが叶う。時間にすれば、結構短かった気もするが、まぁ短ければ短いほど良いことだろう。これは。
「いやー、半日でアレヴァー救出!!」
「ありがとうね」
ドアを開け、私はやっと、外に出ることができた。
「てー…」
「あ、銀狼だ。勝ったのかな」
「そうなんじゃない?」
遠くから、銀狼さんの声が聞こえた。待って、と言っているような気がする。
「待ってー、二人ともー」
「待つからー、花火がまだ回復しない程度の速さで来てねー」
銀狼さんはフラフラと歩き、こちらへと来る。さっきの戦いで、体力を無くしたのだろう。ここまでしてくれて、本当にありがたい限りだ。
「大丈夫ですか?銀狼さん」
「ぜーんぜん。ただまぁ、良いゲームだったよ」
「さて、とりあえず…ここから離れるか。彼女の安全のためにも!」
私の肩をあえて抱き寄せ、シャーレはそう言った。銀狼さんも「うん」とうなずき、私も同意だ。
「どこまで行こうか」
「とりあえずホテル・レバリーの近くぐらいまで行こう」
「あ、そういえばスマホは?」
「大丈夫、ちゃんと取ってきたから安心して」
「良かったー!ありがとう!よし、じゃあどっか行こうか」
私達はとりあえず、ホテル・レバリーの近くへと向かうことにした。良かった、半日で出ることができて。二人に感謝だ。

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作者メッセージ

なんか最近、話の展開が中だるみしてる気がしますね…。そろそろ展開進めます。


登場人物
銀狼
シャーレ
アレヴァーナ

2024/05/26 11:44

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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