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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#30

#30 戦闘

「さて、行きますよー!アレヴァー!」
シャーレが私の手を引くと、家のどこかから音が聞こえた。
「あっ…。やばいな、これ」
「ほらねぇ…。私はこれを予想してたんだよ…!だから嫌だって…!」
「大丈夫」
二人は、謎の自信に満ち溢れていた。私の心は恐怖に満ちており、いつ花火さんに首をはねられるかと思うと、涙と冷や汗が止まらない。
「…に……の」
声はまだ遠かったが、確実に花火さんの声だと分かった。
銀狼さんは少しだけ顔をしかめ、いつでも戦えるような体制に入っていた。シャーレも緊張したような、凛々しい顔を[漢字]携[/漢字][ふりがな]たずさ[/ふりがな]え、背筋を正していた。私はただ見ている事しかできず、怯えるのみだ。
「…にげ…の」
声が近づく。
「…逃げるの?」
ついに花火さんは姿を現し、銀狼さんとシャーレの事はバレてしまった。
「ねぇ、アレヴァーナちゃん?逃げないよね?ねぇ?違うんだよね?」
目を見開いて、こちらにそう問いかける彼女の姿は、何とも言うことができない怖さを感じた。自分の人生は、ここで終わりなのだろうか、と思う。
「いいや、アレヴァーは逃げる。あんたからね」
銀狼さんが、花火さんの思ったことを真っ二つに折る。そして私の親友は「そうだそうだ」と応じる。これは、もう定番みたいな物なのだろうか。
「君の意見は聞いてないよ。アレヴァーナちゃん?花火から逃げるの?」
「…」
[太字]「ねぇ!!」[/太字]
その瞬間、花火さんが、こちらめがけて飛び出してきた。
「ほっ」
だが、銀狼さんがうまく私を守ってくれた。おかげで、怪我にはならない。
「邪魔!」
花火さんがまたもや飛び出してくる。それを銀狼さんが受け止め、また花火さんが…、というようなやりとりが、数分ほど、数回ほど行われた。
「もう、手間かかるなぁ…」
銀狼さんはそうつぶやいてから、大きめの技で花火さんを攻撃した。花火さんは少しだけ顔をしかめ、必死で避ける。
「ちょっと、今のうち逃げて!」
「オッケー了解!アレヴァー、行くよ!」
またもやシャーレに強く手を引かれ、私は外に出ることとなった。なんか、さっきお風呂入ってて良かった…。

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作者メッセージ

戦闘シーン…うーむ苦手だ…。頑張ります。


登場人物
花火
銀狼
シャーレ
アレヴァーナ

2024/05/25 20:39

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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