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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#26

#26 六感

「さーて、アレヴァーナちゃんのスマホを確認!」
仮面の少女__花火は、自分の恋する人のスマホを持っている。持っているというよりかは、奪ったといった方が正しいだろうか。
「あれ…?え?[漢字]孔雀[/漢字][ふりがな]くじゃく[/ふりがな]くんと連絡先交換してるの…?なんでー!」
いじらしく頬を膨らませ、花火はアベンチュリンから送られているメールを見た。
『アレヴァーナ、よろしく』
「もう!あの子を『アレヴァーナ』って呼んでいいのは花火だけー!」
足踏みしながら、彼女は静かに彼の連絡先をブロックした。
「アレヴァーナちゃんはー、花火のものだもーん!」
謎の歌を口ずさんでいる花火の歌声は、アレヴァーナの元にも届いていた。
「誰か、誰か、誰か、助けて助けて……怖い怖い怖い怖い…」

[水平線]
「本当に連絡が来ないな…、これ心配だな…。だがスマホがないのがなー」
仕事をしている最中も、シャーレは親友の行方を心配していた。
「そうだ、パソコンにアプリ入れちゃえばいいんだ」
スマホがないのなら、パソコンで済ませればいい。それは革新的に見えて、ごく当たり前の発想であった。
そうと決まったので、シャーレは自身のパソコンにアプリをインストールし、スマホのメールアドレスなど、必要な個人情報を一通り入れ、ログインした。
「よーし、できたできたー。これでオーケ……え?」
シャーレの顔から、いつもの明るい笑みが消えた。
消えた原因は、自分が送った覚えのないメールにある。
「なんで?こんなメール送った記憶ないんだけど…!」
焦ったシャーレは、メールを削除しようとした。
だが、アレヴァーナからの返信があったため、消すことは叶わなかった。
「アベンチュリンさんと一緒にいた事なんて、ないんだけども…どうしてこんなメールがあるの?」
シャーレの脳内に一つの可能性が浮かぶまでに、時間はそうかからなかった。
「…え、違うよね」
一回は自身の思考を否定したシャーレだったが、シャーレの脳内に、これ以外のしっくりとくる可能性が思いつくことは、全くなかった。
そしてそれは、事実だった。
「まさか…アレヴァーナ!」

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作者メッセージ

閲覧数が400になりましたね。
最近更新が少なくなっていますが、今日は感謝を込めて、二話投稿します。


登場人物
花火
シャーレ
アレヴァーナ

2024/05/23 22:00

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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