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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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二次創作
ギャンブラー、あなたに賭けます。

#22

#22 連絡

「さて、ここまでで大丈夫かい?」
「はい。ありがとうございました!」
アベンチュリンさんとさよならをして、私はシャーレに連絡を取る。
『シャーレ!仕事は終わった?訳あって、ホテル・レバリーの前にいるんだけど、次はそこ集合!間違えないでねー!』
メールを送って、とりあえずレバリーに入ることにした。これ以上外にいても、なにか起こる気がしなかった。

[水平線]
「はぁー…なんかすごい。これ、夢境?なのかな、ほんとすごい」
一人でそう揺蕩って、アベンチュリンさんと交換した事実を見る。
やっぱり、さっきの事が嘘に見えてしょうがない。もしかしたら今の光景は、かなり重症の夢境に居るだけなんじゃないか、私は今、現実ではただの地味な女なのではないか…とすら、今は思う。
「てか、わざわざ帰ってきちゃったよー……、でも、しょうがないじゃん…?」
なぜか帰ってきたことについては、少しだけ言い訳がしたい。
これには二つの理由があって、一つ目は、なんだか家に帰る感じの雰囲気だった事だ。空気を読まない人だと、彼に思ってほしくなかった。
そして二つ目だが、何より、少しでも長く彼と歩いていたかった。これが最大の理由で、なんだか自分に対して、なんとも乙女らしい理由だと思う。
「はぁー…!」
連絡先を繰り返し見て部屋を歩き回っていると、聞き馴染みのある通知音と、同時にスマホ上部に見覚えのある通知が表示された。シャーレの返信がやっと来た。
『アレヴァー、ごめん…仕事がかなり長引きそうになっちゃってさ、今日もう行けないかも…アレヴァー、最低でもまだ三日ぐらい居るでしょ?ごめんね、明日また行こうー…』
文章と一緒に、悲しい顔の絵文字も付いていた。シャーレ自身も、よほど悲しいんだろう。
『オッケー、明日また行こう!楽しみにしてる!お仕事頑張ってねー』
私はそれに呼応するように、笑顔の絵文字と文章をセットで送った。
「あー、今日もダメなのかー…」
ショックだが、仕事なのでしょうがないと、自身の中で勝手に割り切る。
__なんだか、ずっと観光が成功していない気がする。一体、平和にシャーレと観光できるようになるのは、いつになるのやら…?

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作者メッセージ

関係ない話ではあるのですが、作中で「アベンチュリン」って書くのなんか嫌なんですよね。大体「彼」って書いちゃう…。
なんでだろう、なぜか半分ヴォルデモートしちゃう。


登場人物
アベンチュリン
シャーレ
アレヴァーナ

2024/05/19 23:24

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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