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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#20

#20 賭博

「ま、また会ったねって…」
驚きと嬉しさで、体が少々震えてしまう。おまけに涙目。
これじゃあ物理的に顔向けできないと思い、とっさに、彼から顔をそらした。
「それでは、ゲームを始めてもらいますね。今回はルーレットです」
幸い、ルールがシンプルなギャンブルだった。ブラックジャックやポーカーなどの賭けだったら、多分私はすぐに帰っていただろう。
「ルールは理解されておりますか?」
「はい」
「ああ」
「了解いたしました。それでは、ルールの説明は省かせていただきます。早速始めましょう」

[水平線]
なんだか半ば強引に、私とアベンチュリンさんとのゲームが始まった。
「えーっと…信用ポイント…」
「信用ポイントがないのかい?」
「あぁいや、まぁ、そう言えばそう…?」
流石に「家出でここまで来たので、信用ポイントが尽きないか心配なんです」とは言えない。
「金額は安くてもなんでもいいさ。安くても、僕も君も損はしないよ、そうだろう?」
不審な笑顔で、彼はそう言った。なんだか妙に安心して、私は少ない信用ポイントをベットすることにした。
「じゃあ僕は…700信用ポイントだ」
700信用ポイント、その言葉を聞いた途端、私は思わず、口角をとんでもない方向に向かわせてしまった。
「ほ、本当にそれでいいんですか…?」
「ああ、いいよ」
「お二方とも、賭け金が決まったようですので、ゲームを始めてもよろしいでしょうか?」
ここでも彼は、飄々とした笑顔で「ああ」と言ってみせていた。
「それでは、ゲームを始めますね」

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作者メッセージ

今日は更新遅めの時間になってしまいました…すみません。


最近、自分が展開の遅さ速さのコントロールができていないことに、やっと気づきました。数ヶ月も小説を書いているのに。あと少しで歴なら一年行くのに。
はい、気づいたので治すべきですよね。
そして、この小説では、アベンチュリンとアレヴァーナが一向に近づかないところが、かなりの欠点です。貴様本当にジャンル「恋愛」なのか?
…ということで、次回で、アベンチュリンとアレヴァーナの距離感をぐっと縮めたいと思います。
ぐっと、とまでは行かないかもしれませんが、とにかく距離を縮めさせますね。
連絡先の交換なり、物理的に距離縮めるなり、とりあえずしてみます。


登場人物
アベンチュリン
ディーラーの男
アレヴァーナ

2024/05/17 22:59

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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